BAWLOOPバウループ
オーディオIFマイクMIDIキーボードレコーダーヘッドホンモニタースピーカーソフトその他
本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます
ダイナミックマイク / REVIEW

予備にも練習用にもできる、5,000円前後のXLRダイナミックマイク|
安く試して、合わなければ予備に回せる1本

2026.10.07 公開 / BEHRINGER
予備にも練習用にもできる、5,000円前後のXLRダイナミックマイク
MODEL
ULTRAVOICE XM8500
実売(税込)
¥4,591
CONCLUSION
XLRのダイナミックマイクを失敗の少ない予算で1本手に入れたいなら、BEHRINGER XM8500 が候補です。ファンタム電源が要らず、金属ボディでケースとマイククリップが付き、価格は5,000円前後。手持ちノイズや低域の濁りという弱点を承知のうえで、予備や練習用、スタンド固定の用途に割り切れる人に向いています。

安さで選ぶなら、何を割り切るかを先に決めるCONCLUSION

XLR接続のダイナミックマイクで、5,000円前後まで下がってくる機種は多くありません。BEHRINGER の ULTRAVOICE XM8500 はその価格帯の定番です。

結論から言うと、メインの1本というより「予備」「練習用」「スタンドに立てっぱなしにする1本」として買うのが合っています。理由は3つです。

1. 電源の心配が要らない。 ダイナミック型なので、コンデンサーマイクのようなファンタム電源(48V)は要りません。XLR入力があるオーディオインターフェイスやミキサーにつなぐだけです。

2. 付属品が揃っている。 公式ページの記載では、マイククリップと耐衝撃ケースが付きます。買い足すものが少なく、届いたその日に使えます。

3. 周囲の音を拾いにくい。 単一指向性(カーディオイド)で、マイクの正面以外の音を拾いにくい設計です。防音されていない部屋では、感度の高いコンデンサーマイクより扱いやすい場面があります。

安いマイクで確認しておきたいことCRITERIA

価格が低い機種ほど、買う前に自分の用途を絞っておく意味があります。見るのは次の3点です。

  • 手に持って使うか、スタンドに立てるか。 手持ちノイズ(持ち替えたときに本体から伝わる雑音)は安価な機種の弱点になりやすい項目です。スタンド固定なら影響はほぼありません。
  • ほかにマイクを持っているか。 2本目以降の予備なら、多少の癖は許容できます。唯一のマイクとして使うなら、癖の影響が全体に出ます。
  • 入力側にゲインの余裕があるか。 ダイナミックマイクは出力が小さいので、オーディオインターフェイスのマイク入力が弱いと、音量不足やノイズ増加につながります。

スペックの要点SPEC

数値はBEHRINGER公式ページと、同社の仕様書(PDF)の記載です。

項目内容
方式・指向性ダイナミック・単一指向性(カーディオイド)
周波数特性50Hz〜15kHz(中域にボーカル向けの持ち上げあり)
感度-70dB
インピーダンス150Ω
端子金メッキXLR
重量約240g(仕様書記載)
付属品マイククリップ・ケース
構造金属ボディ・内蔵ショックマウント・球形ポップフィルター

数字のままでは判断しにくいので、効く項目を訳します。

周波数特性 50Hz〜15kHz — 人の声の中心になる帯域は押さえています。一方で、空気感のある高域や深い低域までは狙っていません。歌やナレーションには足りますが、アコースティックギターのきらめきを録る用途には向きません。

感度 -70dB — 出力は小さめです。つなぐ先のマイクプリアンプ(オーディオインターフェイスの入力部)にゲインの余裕があるかどうかが、実際の使い勝手を左右します。余裕のない入力だと、ゲインを上げた分だけ機器のノイズも目立ちます。

内蔵ショックマウントと球形ポップフィルター — 前者は手持ちノイズを、後者は息や破裂音(パ行の「ボッ」という音)を和らげる仕組みです。ただし、この価格での効き方には限界があるという声もあります。詳しくは下の評判の節に書きました。

どこで買うかPRICE

ストア税込状況購入
楽天市場¥4,5912026.10.07 取得時点の新品実売価格楽天市場で見る
Amazonリンク先で確認「BEHRINGER XM8500」での検索結果を開きますAmazonで見る
サウンドハウスリンク先で確認「BEHRINGER XM8500」での検索結果を開きますサウンドハウスで見る

価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。同じ型番でも、複数本セットや中古の出品が混ざるので、商品名の確認をおすすめします。

同じ用途で比べられる3本ALTERNATIVES

マイク種類向いている人
SHURE SM58ダイナミック手持ちで歌う機会が多く、長く使える定番を1本だけ買いたい人。詳しくはSM58の記事で解説しています
SHURE SM57ダイナミック歌より楽器やアンプの収音が中心の人。詳しくはSM57の記事をご覧ください
audio-technica AT2020コンデンサー静かな部屋があり、声の質感まで録りたい人。ファンタム電源が必要です。AT2020の記事で扱っています

分かれ目は、予算とどの用途を優先するかです。手持ちで使うならSM58のような定番を買うほうが後悔しにくく、予備やスタンド固定が中心なら XM8500 の価格が生きます。

使った人は何と言っているかREPUTATION

価格を考えれば十分という見方が軸で、不満の出る点もほぼ共通しています。Podcastageのレビューは、周囲の音を拾いにくい指向性と金属ボディの頑丈さを評価し、音はSM58に近く中域がやや強めと整理しています。一方で低域は締まりに欠けて濁り気味とし、説明書がほとんど付かない点も弱点に挙げています。

フォーラムのスレッドでは、SM58との比較が中心です。手持ちノイズがSM58より目立つという指摘が複数あります。ただし個体差を挙げる声もあり、SM58と同程度に静かだった例もあるため、意見は割れています。低中域が濁る、同じ機種を何本も並べると中低域が飽和気味になるという書き込みもあります。丈夫さについては、床に落とされても動いた、客席の乱暴な扱いに耐えたという体験談が目立ちます。

楽天では今回の出品のレビューが0件で、国内の傾向は確認できていません。

総じて、メイン機ではなく予備や安く試す1本として納得できるという評価です。スタンドに固定して使う前提なら、手持ちノイズの不満は小さくなります。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • 手に持って歌うことが多い人。 手持ちノイズがSM58より目立つという指摘が複数あります。ライブや配信で持ち歩くなら、定番機に予算を回したほうが結果的に安く済みます。
  • 声の質感を細かく録りたい人。 周波数特性は50Hz〜15kHzで、低域の濁りを指摘するレビューもあります。静かな部屋があるなら、コンデンサーマイクのほうが向いています。
  • 入力側のゲインが弱いインターフェイスを使っている人。 感度が-70dBと小さめなので、入力側に余裕がないと音量とノイズの両方で苦労します。先にインターフェイスの仕様を確認してください。

次に読むNEXT

スペックの出典SOURCES

  • BEHRINGER 公式製品ページ https://www.behringer.com/en/products/0502-AAA
  • BEHRINGER ULTRAVOICE XM8500 仕様書(PDF) https://www.parts-express.com/pedocs/specs/248-6456-behringer-xm8500-specifications-45901.pdf

価格は楽天市場の商品検索から取得しました(2026.10.07)。

評判の参照元:

  • Podcastage「Behringer Ultravoice XM8500 Review / Test」 https://podcastage.com/rev/xm8500
  • Home Recording Forum「Behringer XM8500 vs. Shure SM58」 https://homerecording.com/bbs/threads/behringer-xm8500-vs-shure-sm58.330185/
  • Gearspace「Super low-end mics: who's used these, what was the outcome」 https://gearspace.com/board/low-end-theory/1325486-super-low-end-mics-whos-used-these-what-outcome.html

この機材を検討している人へ

マイクの記事一覧へ