コンデンサーマイクは感度が高く繊細な音まで拾えるぶん、周囲の雑音も一緒に拾います。ダイナミックマイクは感度が低く頑丈で、近くの音だけを拾いやすい代わりに繊細さでは劣ります。
宅録の部屋に防音・吸音の対策がされていないなら、周囲の音を拾いにくいダイナミックマイクのほうが結果的にきれいに録れることが多くなります。静かな環境があり、声の質感までこだわりたいならコンデンサーマイクが選択肢に入ります。
2つのマイクは、音を電気信号に変える仕組みが根本的に違います。
コンデンサーマイクは、電気を帯びた薄い膜(振動板)が空気の振動で動く量を電圧の変化として読み取ります。 この膜は非常に軽く薄いため、小さな音の揺れにも敏感に反応します。感度が高い代わりに、この膜を動かすための電源(ファンタム電源、48Vが一般的)が別途必要です。ファンタム電源が無いと、コンデンサーマイクはそもそも音を拾えません。
ダイナミックマイクは、振動板に取り付けたコイルが磁石の中で動くことで電気を発生させます。 これは発電の仕組みそのもので、電源を必要としません。コイルと磁石という比較的重い部品を動かす方式のため、コンデンサー型より感度が低く、小さな音の変化には反応しにくくなります。その代わり、湿気や衝撃に強く、大きな音が入っても壊れにくいという特性を持ちます。
この「感度の高さ」と「電源の要不要」の違いが、そのまま向き不向きに直結します。
宅録の入門帯でよく比較される、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの代表機です。
| マイク | 種類 | 税込 | 購入 |
|---|---|---|---|
| SHURE SM58-LCE | ダイナミック | ¥15,950 | 楽天市場で見る / Amazonで見る |
| audio-technica AT2020 | コンデンサー | ¥13,200 | 楽天市場で見る / Amazonで見る |
SM58はライブ・宅録の両方で長く定番とされてきたダイナミックマイクです。AT2020は宅録・配信向けの入門用コンデンサーマイクとして名前が挙がることの多い機種です。どちらも単体では電源を持たないため、コンデンサーのAT2020を使う場合はファンタム電源対応のオーディオインターフェイスが別途必要です。価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。
マイクの動作原理は、コンデンサー型・ダイナミック型どちらも音響機器における一般的な仕組みであり、特定機種に固有の数値ではありません。価格は楽天市場の商品検索から取得しました(2026.08.25時点)。