コンデンサーマイクを1〜5万円の範囲で探すと、audio-technica AT2020・AT2035、RODE NT1 5th Generation、AKG C214という4本がよく比較対象になります。いずれも大型または準大型ダイアフラムの単一指向性コンデンサーで、「歌を録る」という基本性能に大きな差はありません。価格差の中身は、主にノイズ対策(S/N比・ローカットフィルター)と接続方法の自由度です。
| こういう人 | 買うべき機種 | 実売価格 |
|---|---|---|
| 静かな部屋があり、まず基準機から始めたい | audio-technica AT2020 | ¥13,200最安 |
| エアコンなどの環境音をローカットで減らしたい。ショックマウントも欲しい | audio-technica AT2035 | ¥19,800 |
| 接続方法をXLR・USBのどちらにも残しておきたい | RODE NT1 5th Generation | ¥44,000 |
| XLR運用に固定してよく、大音量の音源にも余裕を持たせたい | AKG C214 | ¥49,326 |
4本ともコンデンサーマイクなので、ファンタム電源(48V)に対応したオーディオインターフェイスかミキサーが前提です(RODE NT1 5th GenのUSB接続時を除く)。
比較の軸を先に決めます。
数値はすべて各メーカーの公式サイト・マニュアルの記載です。
| 項目 | AT2020 | AT2035 | NT1 5th Gen | C214 |
|---|---|---|---|---|
| マイク方式 | バックエレクトレットコンデンサー | バックエレクトレットコンデンサー | 大型ダイアフラムコンデンサー | 大型ダイアフラムコンデンサー |
| 指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 | カーディオイド(単一指向性) | カーディオイド(単一指向性) |
| 出力 | XLR | XLR | XLRとUSB-C(Dual Connect) | XLR |
| S/N比 | 74dB | 82dB以上 | 未確認(自己ノイズ4dBA) | 81dB-A |
| 最大入力音圧レベル | 144dB SPL | 148dB SPL | 未確認 | 156dB(20dB減衰パッド使用時) |
| ローカットフィルター | なし | 80Hz(切替式) | 未確認 | 160Hz(切替式) |
| 電源要件 | 48VDC・2mA | ファンタムDC11〜52V | XLR運用時はファンタム電源/USB運用時は不要 | 9〜52V DC |
| 質量 | 345g | 403g | 未確認 | 未確認 |
S/N比はAT2020(74dB)からAT2035(82dB以上)へ8dB向上します。 数値が大きいほど、静かな場面でマイク自体のノイズが目立ちません。防音対策が中途半端な部屋でノイズが気になっていたなら、この差から検討する価値があります。
ローカットフィルターの有無が実運用で効きます。 AT2035は80Hz、C214は160Hzのローカットフィルターをスイッチひとつで切り替えられます。エアコンの駆動音や机を伝う振動など、低音域のノイズを録音時点で減らせるため、ミックス時にEQで削る手間を省けます。AT2020にはこの機能がありません。
RODE NT1 5th GenだけがXLRとUSBの両方に対応します。 マイク本体にXLR端子とUSB-C端子の両方があり、オーディオインターフェイスがあればXLRで、無ければUSBで、同じマイクをそのまま使えます。USB接続時は32bitフロート出力のため、録音レベルの設定を多少間違えても音割れを実質的に回避できます。
AKG C214は最大SPLに最も余裕があります。 20dB減衰パッド使用時で156dB SPLまで対応し、4本の中で最も大きな音源に耐えます。宅録ボーカル用途では、この上限まで使い切る場面はほとんどありません。
audio-technica AT2020 — 比較の基準機。 癖のある味付けがされていない、オーソドックスな単一指向性コンデンサーです。宅録用コンデンサーマイクの比較記事のほぼすべてに登場する、いわば基準器のような立ち位置です。まずコンデンサーマイクがどういう音か知りたい人に向いています。
audio-technica AT2035 — AT2020の上位機。 S/N比の向上とローカットフィルターの追加で、防音が完全でない部屋でも対策しやすくなっています。専用ショックマウントが標準付属するため、振動対策を追加購入せずに始められます。
RODE NT1 5th Generation — 接続方法を選ばない1本。 XLRとUSBの両方に対応するDual Connect出力で、オーディオインターフェイスの有無にかかわらず使えます。自己ノイズ4dBAという低ノイズ設計で、RODEは「世界で最も静かなスタジオコンデンサーマイク」と説明しています。
AKG C214 — 幅広いファンタム電源と高いSPL耐性。 9〜52V DCの幅広いファンタム電源に対応し、オーディオインターフェイスの機種による電源仕様の違いをあまり気にせず使えます。160Hzのローカットフィルターも内蔵し、低音のノイズを本体側で処理できます。
| ストア | 税込 | 購入 |
|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥13,200 | 楽天市場で見る |
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| ストア | 税込 | 購入 |
|---|---|---|
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| ストア | 税込 | 購入 |
|---|---|---|
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|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥49,326 | 楽天市場で見る |
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価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください(audio-technica AT2020・AT2035とAKG C214は2026.09.21時点、RODE NT1 5th Generationは2026.08.26時点の実売価格です)。
価格は楽天市場の商品検索から取得しました(audio-technica AT2020・AT2035とAKG C214は2026.09.21時点、RODE NT1 5th Generationは2026.08.26時点)。