一般的なモニタースピーカーはXLRやTRSフォーンでの有線接続が前提です。オーディオインターフェイスを使わず、パソコンやスマートフォンから手軽に音を出したいという場合、この前提が最初のハードルになります。
FOSTEX PM0.1BDは、Bluetooth接続を前提に設計された小型のアクティブスピーカーです。理由を3つに整理します。
1. Bluetooth 5.0とステレオミニジャックだけで接続が完結する。 XLRやTRSフォーンを必要とせず、パソコンやスマートフォンとワイヤレスでペアリングするだけで音が出ます。有線接続をしたい場合もステレオミニジャック(AUX)1本で足ります。
2. 1ペアで幅110mmという小ささ。 一般的な5インチクラスのモニタースピーカーとは違い、机の隅や棚の上など、設置スペースが極端に限られた環境でも置けます。
3. FOSTEXの小型モニターシリーズとして設計思想が一貫している。 同社にはRCA接続のPM0.4cのような小型モデルもあり、PM0.1BDはその中でもBluetooth接続に振り切ったモデルという位置づけです。
有線接続にこだわらず、まず手軽に音を出す環境を作りたい人にPM0.1BDが向いています。
すべてFOSTEX公式製品ページの記載です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ユニット構成 | 75mmコーン型フルレンジ(1本あたり1基) |
| アンプ出力 | 15W+15W |
| 再生周波数帯域 | 110Hz-20kHz |
| 入力端子 | Bluetooth 5.0(SBC対応)、ステレオミニジャック(AUX) |
| 外形寸法(1本あたり) | 110(幅)×153(高さ)×150(奥行き)mm |
| 質量 | 2.4kg(1ペア) |
| 販売形態 | 1ペア(2本)セットのみ |
再生周波数帯域110Hz〜 — 前述のFOSTEX PM0.4c(60Hz)やYAMAHA HS5(54Hz)と比べると下限がかなり高めです。低域の沈み込みを確認する作業には向かず、ボーカルや中高域中心の用途、あるいはBGM的な用途を想定した特性です。
75mmフルレンジ単発ドライバー — ウーファーとツイーターを分けた2ウェイ構成ではなく、1つのユニットで全帯域を再生します。構造がシンプルな分コストを抑えやすい一方、帯域ごとの解像感は2ウェイ機に劣ります。
1ペアで幅110mm — 一般的な5インチクラスのモニタースピーカーの幅(150mm前後)よりひとまわり小さい数値です。設置スペースを最優先する場合に効いてきます。
PM0.1BDは1ペア(2本)セットでのみ販売されています。単体(1本のみ)の新品販売はありません。
| ストア | 税込(1ペア) | 状況 | 購入 |
|---|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥25,300 | 2026.08.26 取得時点の実売価格(イケベ楽器店) | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | JAN 4995090309712 での検索結果を開きます | Amazonで見る |
| サウンドハウス | リンク先で確認 | 「FOSTEX PM0.1BD」での検索結果を開きます | サウンドハウスで見る |
価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。
| 機種 | 税込 | 向いている人 |
|---|---|---|
| FOSTEX PM0.4c | ¥39,600(ペア) | RCA接続で、より広い再生帯域(60Hz〜)を求める人 |
| IK Multimedia iLoud Micro Monitor | ¥37,400(ペア) | Bluetoothに加えてRCA接続も使いたい人。内蔵DSPでの補正機能も欲しい人 |
| PreSonus Eris 3.5 2nd Gen | ¥17,325(ペア)最安 | XLR/TRS対応で、将来オーディオインターフェイスを導入する予定がある人 |
(価格はいずれも2026.08.26時点の楽天市場での実売価格)
PM0.4cは同じFOSTEXの小型シリーズながらRCA接続で再生帯域も広く、iLoud Micro Monitorは接続方式の幅広さとDSP補正が強みです。PM0.1BDはこの中で最も小さく、Bluetoothだけで完結させたい人向けの選択です。
価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は表に記載しています。