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オーディオインターフェイス / REVIEW

Audient iD4 MKII|
大型ノブ1つに、モニター操作のすべてを集約する

2026.08.13 公開 / AUDIENT / JAN 5060374260436
Audient iD4 MKII
MODEL
iD4 MKII
I/O
1 in / 2 out相当(マイクプリアンプ1・JFET楽器入力1、ステレオラインアウト1、ヘッドホン出力2)
RESOLUTION
32bit AD/DAコンバータ(サンプリングレートの公式記載は確認できず、未確認)
実売(税込)
¥28,850
CONCLUSION
デスク上でモニター音量を頻繁に上げ下げする人には、Audient iD4 MKIIが候補になります。理由は本体上面の大型ノブが音量調整だけでなくモニターの切り替え・ミュート・トークバックまで兼ねる設計と、同社の大型ミキシングコンソールから受け継いだマイクプリアンプです。

大型ノブがモニター操作を1つにまとめるCONCLUSION

多くの1系統インターフェイスは、音量ノブ・出力切り替え・ミュートが別々のボタンやソフトウェアに分かれています。Audient iD4 MKIIは、本体上面の大きなノブ1つにこれらの操作を集約しました。

向いているのは次の人です。

1. デスク上で頻繁に音量を調整する人。 配信中や作業中に何度も音量を変える人ほど、大型ノブの操作性を評価しやすくなります。

2. マイクプリアンプの質にこだわりたい人。 Audientは大型ミキシングコンソールを作るメーカーです。iD4のマイクプリアンプは、その設計を踏襲しています。

3. 見た目や質感も含めて選びたい人。 オールメタル筐体で、デスクに置いたときの存在感があります。

比較の軸をどこに置くかCRITERIA

1系統クラスの機種は操作性の作り込みに差が出やすい分野です。3つの軸で見ます。

  • モニター操作の集約度。 音量・切り替え・ミュートが1つのノブで完結するか、複数の操作に分かれているか。
  • マイクプリアンプの出自。 コンソールメーカー由来のプリアンプか、汎用的な設計か。
  • 筐体の作り。 樹脂中心か金属中心か。長く使う前提での耐久感に関わります。

スペックの要点SPEC

Audient 公式ページの記載に基づく数値です。

項目内容
入出力マイクプリアンプ1・JFET楽器入力1(入力)、ステレオラインアウト1・ヘッドホン出力2(出力)
ダイナミックレンジDAC 126dB/ADC 121dB
マイクプリアンプゲイン58dB
コンバータ32bit AD/DA
接続・電源USB-C・バスパワー(USB3.0接続推奨)
サイズ約13×12cm(設置面積)
筐体オールメタル

マイクプリアンプゲイン58dB — マイクが拾った小さな信号を持ち上げる量の上限です。出力の小さいダイナミックマイクを使う場合でも、音量不足に困りにくい水準です。

ダイナミックレンジ DAC126dB/ADC121dB — 扱える音の幅の広さを示す数値です。DAC(再生側)とADC(録音側)で数値が分かれていますが、どちらも同価格帯の中で見劣りしない水準です。

ヘッドホン出力2系統・600Ω駆動対応 — インピーダンスの高い(音量が出にくい)モニターヘッドホンでも駆動できる設計です。出力が2系統あるため、演奏者とエンジニアが別々のヘッドホンで同時にモニターできます。

コンソール由来のマイクプリアンプと大型ノブFEATURES

iD4 MKIIの中核は「Audient Console Mic Preamp」と呼ばれるマイクプリアンプです。Audientは放送局やレコーディングスタジオ向けの大型ミキシングコンソールを作っているメーカーで、そこで培った回路設計をこの小型インターフェイスに移植しています。

もう一つの特徴が本体上面の大型ノブです。回すとモニター音量が変わり、押し込むとミュート、長押しでトークバック(相手に一時的に声を送る機能)に切り替わります。ソフトウェアの画面を開かなくても、手元のノブだけでモニター周りの操作が完結します。

そのほか、48Vファントム電源、低遅延のモニターミックス機能、配信向けのオーディオループバック機能を備えています。

どこで買うかPRICE

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価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。

同価格帯の3台と比べるALTERNATIVES

機種税込向いている人
Universal Audio Volt 176¥28,600ハードウェアで音の質感(真空管プリ・コンプ)を作りたい人
Focusrite Scarlett Solo (4th Gen)¥19,800Auto Gainなど自動化されたレベル合わせを重視する人
Arturia MiniFuse 1¥10,780最安予算を最優先し、まず1系統から始めたい人

(価格はいずれも2026.08.26時点の楽天市場での実売価格)

Volt 176との違いは分かりやすく、Volt 176が「音に質感を加える」機種であるのに対し、iD4 MKIIは「操作性と作りの良さ」で選ぶ機種です。価格差を気にするならScarlett SoloやMiniFuse 1に譲る場面もありますが、モニター操作を毎回快適にしたい人には、この差額に理由があります。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • モニター音量をほとんど動かさない人。 大型ノブの操作性はiD4 MKIIの中心的な価値です。音量を固定したまま使うなら、この機種を選ぶ理由の大半が失われます。
  • 2系統以上を同時に録りたい人。 iD4 MKIIは1inです。複数マイクでの同時録音には向きません。
  • 予算を2万円台前半までに抑えたい人。 同じ1系統クラスでも、Scarlett SoloやMiniFuse 1のほうが価格を抑えられます。操作性より価格を優先するなら、そちらが合理的です。

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スペックの出典SOURCES

  • Audient 公式製品ページ https://audient.com/products/audio-interfaces/id4/overview/

価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は各表に記載しています。

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