
オーディオインターフェイスは種類が多く、パッと見ただけでは違いが分かりません。ですが、実際に選ぶときに確認すべき点は多くありません。次の4つです。
この4つを押さえたうえで、予算を1万円台に抑えるならBEHRINGER UMC22、2万円台まで出せるならFocusrite Scarlett 2i2 (4th Gen)、というのが最初の1台としての基本的な分かれ方です。以降で、なぜこの4つを見ればよいのかを説明します。
マイクやギターが出す音は、アナログの電気信号です。パソコンで録音・編集するには、この信号をデジタルのデータに変換する必要があります。オーディオインターフェイスは、この変換を担う機材です。
パソコンにも音を入力する端子はありますが、内蔵のマイク端子はノイズが多く、コンデンサーマイクを動かすための電源(ファンタム電源)も供給できません。オーディオインターフェイスを挟むことで、信号をきれいに増幅し、ノイズの少ない状態でパソコンに送り込めます。宅録・配信を続けるなら、遅かれ早かれ必要になる機材です。
1. 入力は2つ必要か、1つで足りるか。 歌いながらギターを弾いて同時に録るなら、入力は2つ必要です。歌だけ、ギターだけを別々に録るなら1入力でも足ります。ここを読み違えると、後から買い直しになります。配信でゲストの声も混ぜたい場合は、さらに入力数の多いミキサー型を検討することになります。
2. マイクのゲインに余裕があるか。 ゲインとは、マイクが拾った小さな電気信号を持ち上げる量のことです。この上限が低いと、ツマミを最大まで回してもまだ音量が足りない、という事態が起こります。宅録でよく使われる安価なダイナミックマイクは、大きく増幅する前提で作られているため、ゲインの余裕が録音の成否を左右します。
3. 接続方式と電源。 USB-CとUSB-Bのどちらかで接続します。規格そのものに音質の差はありませんが、USB-Cのほうが新しいパソコンとの相性がよく、対応ケーブルも入手しやすい傾向があります。ほとんどの機種はバスパワー(USBケーブルからの給電)で動きますが、消費電流が大きい機種では、電力の弱いUSBハブを経由すると動作が不安定になることがあります。パソコン本体の端子に直接つなぐのが基本です。
4. レベル調整を機械に任せられるか。 初めてのうちは、録音レベルをどこまで上げていいのか感覚が掴めません。Auto Gain(自動でゲインを決める機能)やClip Safe(音割れ寸前でゲインを下げる機能)のような自動化機能があると、この不安がそのまま減ります。スペック表の数字には出ない部分ですが、初心者にとっては実質的な使いやすさに直結します。
| 機種 | 向いている人 | 税込 | 購入 |
|---|---|---|---|
| BEHRINGER UMC22 U-PHORIA | 入力2系統・予算1万円以内を優先する人 | ¥9,350 | 楽天市場で見る / Amazonで見る |
| Focusrite Scarlett 2i2 (4th Gen) | ゲインの余裕と操作の楽さを優先する人 | ¥28,600 | 楽天市場で見る / Amazonで見る |
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