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オーディオインターフェイス / REVIEW

配信ミキサー型オーディオインターフェイス比較|
配信を軸に選ぶか、録音を軸に選ぶかで答えが変わります

2026.07.13 公開
配信ミキサー型オーディオインターフェイス比較
CONCLUSION
配信をしながらBGMやゲーム音を混ぜて出したいならYAMAHA AG06MK2、宅録の音質とゲインの余裕を優先するならFocusrite Scarlett 2i2 (4th Gen) です。同じ2万円台でも、AG06MK2はミキサー、Scarlett 2i2はレコーディングインターフェイスという別のジャンルの機材です。

「2万円台のオーディオIF」で検索すると2種類に分かれるCONCLUSION

2万円台でオーディオインターフェイスを探すと、性格の違う2台に行き着きます。YAMAHA AG06MK2とFocusrite Scarlett 2i2 (4th Gen)です。

どちらも「マイクを挿してパソコンに音を送る」機材ですが、想定している主戦場が違います。

こういう人買うべき機種実売価格
配信しながらBGM・ゲーム音・通話相手の声を混ぜて出したいYAMAHA AG06MK2¥28,144最安
弾き語りや宅録で、マイクのゲインに余裕を持って録りたいFocusrite Scarlett 2i2 (4th Gen)¥28,600

価格差は大きくありません。分かれ目は「ミキサーとして使うか、レコーディングインターフェイスとして使うか」です。

比較の軸は「常時ミックスするか」CRITERIA

  • 同時に鳴らす音源の数。 配信では、自分の声・BGM・ゲーム音・通話相手の声など、複数の音を同時に混ぜて視聴者に届けます。録音では、基本的に1〜2本のマイク・楽器の音を素直に記録するだけです。ここで必要な機能が変わります。
  • ループバック機能の有無。 パソコンで再生している音を、自分の声と混ぜて配信ソフトに送り返す機能です。配信用途では必須に近く、録音専用機には付いていないことが多い機能です。
  • マイクゲインの余裕。 宅録でダイナミックマイクを使う場合、ゲインの上限が録音の質に直結します。配信用ミキサーは複数入力の使い勝手を優先するため、単体のマイクプリアンプの性能で比べると録音専用機に分があることがあります。

AG06MK2とScarlett 2i2、設計思想の違いMODELS

YAMAHA AG06MK2 — 配信の運用を1台にまとめるミキサー。 モノラル入力2系統(コンボ端子、ヘッドセットマイク対応)、ステレオ入力2系統(Phone/RCA)、スマートフォン入力1系統を備え、それぞれの音量をパソコンを介さず物理フェーダーで調整できます。ストリーミング出力は「DRY CH1-2」「INPUT MIX」「LOOPBACK」から選べる仕様で、自分の声だけを配信に流すか、BGMも混ぜて流すかを切り替えられます。COMP/EQ・REVERB・AMP SIMのDSPエフェクトも内蔵しており、配信ソフト側で音作りをする手間を減らせます。サンプリングレートは最大192kHz/24bitです。

Focusrite Scarlett 2i2 (4th Gen) — マイクのゲインに余裕を持たせる録音機。 マイク入力2系統、ゲイン範囲69dBという録音向けのスペックを持ち、Auto GainとClip Safeでレベル合わせの手間を減らします。ミキサー機能や複数音源のミックス機能は無く、入力を素直に記録することに特化しています(詳しくはScarlett 2i2 (4th Gen) の単体レビューで解説しています)。

つまりAG06MK2は「配信中に複数の音を同時に扱う」ための機材で、Scarlett 2i2は「1〜2本の音を良い状態で記録する」ための機材です。用途が重ならない場面のほうが多く、実は競合しにくい2台です。

スペック比較表SPEC

項目YAMAHA AG06MK2Focusrite Scarlett 2i2 (4th Gen)
実売価格¥28,144¥28,600
入力構成モノラル2(コンボ)+ステレオ2(Phone/RCA)+スマホ1マイク2(XLR/TRSコンボ)
マイクゲイン範囲非公開69dB
サンプリングレート/ビット深度最大192kHz/24bit24bit/192kHz
ループバック機能あり(DRY CH1-2/INPUT MIX/LOOPBACK切替)なし
DSPエフェクトCOMP/EQ・REVERB・AMP SIMなし(Airモードで質感付加)
USB規格USB Audio Class 2.0・Type-CUSB Type-C
サイズ・重量152×63×201mm・0.9kg180×117×47.5mm・0.595kg

AG06MK2のマイクゲイン範囲はヤマハの公式仕様ページに数値の記載が無く、「非公開」としています。推測での穴埋めはしていません。

価格と購入リンクPRICE

YAMAHA AG06MK2(ブラック)

ストア税込購入
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Focusrite Scarlett 2i2 (4th Gen)

ストア税込購入
楽天市場¥28,600楽天市場で見る
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価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • 配信をしない人。 AG06MK2のループバックやDSPエフェクトは配信のための機能です。録音しかしないなら、Scarlett 2i2のほうがマイクのゲインに余裕があり、録音の質で有利です。詳しい選び方はScarlett 2i2 (4th Gen) の単体レビューで解説しています。
  • 同時に3人以上の配信者・ゲストの音を扱いたい人。 AG06MK2は6チャンネルミキサーですが、本格的な複数人配信ではさらに入力数の多い機種のほうが結果的に運用が楽になります。
  • すでに配信用ミキサーを持っている人。 AG03MK2やAG06のような同系統の機材をすでに使っているなら、AG06MK2への買い替えで得られる変化は入力数や物理フェーダーの数程度です。今困っていることが何かを先に切り分けてください。

次に読むNEXT

スペックの出典SOURCES

  • YAMAHA AG06MK2 公式仕様ページ https://jp.yamaha.com/products/proaudio/live_streaming_gaming/ag/ag06mk2/specs.html
  • YAMAHA AG06MK2 公式製品ページ https://jp.yamaha.com/products/proaudio/live_streaming_gaming/ag/ag06mk2/index.html
  • Focusrite Scarlett 2i2 公式製品ページ https://focusrite.com/products/scarlett-2i2

価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日はYAMAHA AG06MK2が2026.09.28、Focusrite Scarlett 2i2 (4th Gen)が2026.08.25です。

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