SRH440Aは、SHUREのロングセラーだったSRH440の後継機です。上位機SRH840Aと同日の2022年1月11日に発表されました。
SHUREのプレスリリースによると、この刷新では次の点が変わっています。
公式の製品説明では、録音・コンテンツ制作・編集/ミキシングに最適化されているとした上で、「カメラに映っても見栄えがする」デザインであることが明記されています。ポッドキャストや動画収録のように、機材自体が画面に映る場面を意識した設計です。
数値はShure公式ユーザーガイドの記載です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | 密閉型サーカムオーラル(オーバーイヤー) |
| トランスデューサー | ダイナミック、ネオジムマグネット |
| ドライバー径 | 40mm |
| インピーダンス | 40Ω(1kHz) |
| 感度 | 97dB/mW(1kHz) |
| 再生周波数帯域 | 10Hz〜22,000Hz |
| 最大入力 | 500mW |
| 質量 | 268g |
| プラグ形状 | 3.5mm金メッキステレオプラグ(6.3mmねじ固定式アダプター付属) |
| コード長 | 3m(着脱式・ストレート・無酸素銅) |
インピーダンス40Ω・感度97dB/mW — この組み合わせは、専用のヘッドホンアンプがなくても、オーディオインターフェースやパソコンのヘッドホン出力から十分な音量を取り出しやすい水準です。
再生周波数帯域 10Hz〜22,000Hz — 人の可聴域(およそ20Hz〜20,000Hz)をやや上回る範囲をカバーしています。上位機SRH840Aの5Hz〜25,000Hzと比べるとやや狭く、質量も268gとSRH840A(273g)よりわずかに軽い構成です。
着脱式・ロック式のケーブル — イヤーカップ側でケーブルを固定するロック機構があり、断線時にはケーブルだけを交換できます。持ち運び中に引っ張られて抜けにくい構造でもあります。
折りたたみ可能な設計 — 公式仕様では平らに折りたためる構造として案内されています。ただし後述のとおり、海外レビューでは、完全に平らにはならないという指摘もあり、携帯性については評価が割れています。
| ストア | 税込 | 状況 | 購入 |
|---|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥14,080 | 2026.10.12 取得時点の実売価格(新品・国内正規品) | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | JAN 0042406552134 での検索結果を開きます | Amazonで見る |
| サウンドハウス | リンク先で確認 | 「SHURE SRH440A」での検索結果を開きます | サウンドハウスで見る |
価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。
| 機種 | 税込 | 向いている人 |
|---|---|---|
| audio-technica ATH-M40x | ¥16,940 | 定番機の実績と情報量の多さを優先したい人 |
| SONY MDR-7506 | ¥14,861 | 放送・レコーディング業務での採用実績を重視したい人 |
| AKG K240 STUDIO | ¥10,800最安 | 価格を大きく抑えつつ、半開放型の音の抜けも試したい人 |
(ATH-M40x・MDR-7506の価格は2026.08.25〜31時点、AKG K240 STUDIOは2026.08.28時点の楽天市場での実売価格)
ATH-M40xやMDR-7506とはほぼ同価格帯で、決め手は装着感やデザインの好みに寄ります。価格を最優先するならAKG K240 STUDIOのような半開放型も選択肢に入りますが、密閉度を優先するならSRH440Aのような密閉型が向いています。
SRH440Aのレビューは、価格に対する評価の高さでは一致しています。MusicTechのレビューは、低域が温かく量感があり、高域はなめらかで細部まで聞き取れると評しています。低域から高域への移行が滑らかで、聴き疲れしにくいという評価です。Home DJ Studioのレビューでも、中域が豊かでバランスの取れた音質と、耐久性のある作りが評価点として挙げられ、価格を考えれば強く勧められるとしています。
一方で、高域の性格については評価が割れています。MusicTechはなめらかで細部まで出ると好意的に書く一方、Home DJ Studioは明るめで輝きが強いと表現しており、測定を行ったHeadphoneCheckは逆に、高域が控えめで分離感に欠けると分析しています。3つのレビューの方向性が一致しないため、高域の印象は個体差や試聴環境に左右されやすい可能性があります。HeadphoneCheckの実測では、公称40Ωに対しインピーダンスが34.2Ω程度、最大音圧は103.57dB SPL程度という値も示されています。
共通する不満点としては、公式が折りたたみ可能とする構造について、完全に平らにはならないという指摘、保護ポーチや予備ケーブルが付属しない点が挙げられています。総じて、フラットで色付けのないモニター的な鳴り方を求める用途よりも、ボーカルや会話の聞き取りやすさを優先するポッドキャスト・宅録用途で評価されている機種です。
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評判の参照元: