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オーディオインターフェイス / REVIEW

PC上の音声もそのまま録れる、ループバック標準搭載の2万円台|
自動ゲイン調整とループバックを両方備え、価格は2万円台に収まっています

2026.08.28 公開 / AUDIENT / JAN 5060374260368
PC上の音声もそのまま録れる、ループバック標準搭載の2万円台
MODEL
EVO 4
I/O
2 in / 2 out(コンボXLR/TRS入力2系統・うち1系統はHi-Z楽器入力に切替可、TRSモニター出力2・ヘッドホン出力1)
RESOLUTION
24bit / 96kHz
実売(税込)
¥24,970
CONCLUSION
初めてのオーディオインターフェイスで、ゲイン合わせに自信がなく、配信でPC上の音声もまとめて録りたいなら、audient EVO 4が候補になります。Smartgainが20秒以内でゲインを自動設定すること、ループバック機能を標準搭載していること、幅14cmという小型サイズで机上を圧迫しないこと。この3点が理由です。

自動化と配信機能を両方積んだ理由CONCLUSION

2in/2outクラスのオーディオインターフェイスを探すと、価格帯の近さからFocusrite Scarlett 2i2としばしば比較されるのが、audientのEVO 4です。audient公式サイトの記載を確認すると、EVO 4が選ばれる理由は3つに絞られます。

1. Smartgainが20秒以内でゲインを自動設定する。 audient公式は「ピークを解析し、20秒以内に最適なゲインへ自動調整する」と説明しています。ツマミの位置に迷う初心者の手間を、ボタン1つに置き換える機能です。

2. ループバックを標準搭載している。 PCが再生している音(ゲームの音、通話相手の声、動画の音声など)をそのままマイクの音と一緒に録音・配信できます。配信や実況を視野に入れているなら、ここが効いてきます。

3. 幅14cmという小型サイズ。 机の上に置きっぱなしにしても圧迫感が少なく、配信用のマイクアームやキーボードと同居させやすいサイズです。

最初の1台に何を求めるかCRITERIA

比較の軸を先に決めます。

  • ゲイン合わせを自動化したいか。 初心者ほど「ツマミをどこまで回すか」で迷います。自動化機能があるかどうかは体感の差が大きい部分です。
  • 配信・実況の音声もまとめて録りたいか。 マイクの音だけでなく、PC上の音声も一緒に扱いたいなら、ループバック機能の有無を先に確認する必要があります。
  • 設置スペースに余裕があるか。 机が狭い環境では、本体サイズも実用上の判断材料になります。

EVO 4はこの3つの軸すべてで、価格のわりに手堅い選択になります。

スペックの要点SPEC

すべてaudient公式サイトの記載です。

項目内容
入出力2 in / 2 out(コンボXLR/TRS入力2系統・うち1系統はHi-Z楽器入力に切替可、TRSモニター出力2・ヘッドホン出力1)
解像度24bit / 96kHz
マイクゲイン範囲58dB(-10dBパッド切替可)
ダイナミックレンジ113dB(A-weighted)
ノイズフロア(EIN)-128dBu未満
ファンタム電源48V±4V(チャンネルごとに10mA)
接続・電源USB Type-C(USB 2.0 High Speed)・バスパワー
サイズ・重量140×67×67mm・360g

数字のままでは判断できないので、効いてくる項目を訳します。

マイクゲイン範囲58dB — 「小さい信号をどこまで持ち上げられるか」の上限です。Focusrite Scarlett 2i2(4th Gen)の69dBと比べると数値は控えめですが、宅録で使われる一般的なダイナミックマイク・コンデンサーマイクの多くはこの範囲で足ります。極端に出力の小さいマイクを使う予定がなければ、実用上の不足は出にくい数値です。

ダイナミックレンジ113dB — 「一番小さい音と一番大きい音の差」です。数字が大きいほど、静かな場面でも機材自体のノイズが目立ちません。宅録用途では十分な水準です。

24bit/96kHz — 実際の制作では24bit/48kHzで作業する場面が大半です。96kHzは余裕として付いていると考えて構いません。

ファンタム電源48V±4V — コンデンサーマイクを使うために必要な電源です。チャンネルごとに独立してON/OFFできるため、片方だけダイナミックマイクを挿す使い方にも対応します。

Smartgainとループバックが実際にやっていることFEATURES

Smartgain — ピーク解析で20秒以内にゲインを決める。 audient公式は「高度なピーク解析によって、ゲインを最適なレベルへ自動で解析・調整・設定する。すべて20秒以内で完了する」と説明しています。録り始める前の「ツマミ合わせ」という作業自体を短縮する機能です。

ループバック — PC上の音声をそのまま取り込む。 配信ソフトのゲーム音・通話相手の声・動画再生音などを、マイクの音声と混ぜて1本の音声として録音・配信できます。外部にミキサーを別途用意しなくても、実況や配信の音声取り込みが完結します。

JFET楽器入力 — ギター・ベースを直接挿せる。 入力の1系統はHi-Z対応のJFET回路で、エレキギターやベースをDI無しで直接接続できます。

この3つは、録音・配信を始めるまでの手間と、機材を増やさずに済む範囲を広げるための機能です。

どこで買うかPRICE

ストア税込状況購入
楽天市場¥24,9702026.08.28 取得時点の実売価格(新品・JANコード一致確認済み)楽天市場で見る
Amazonリンク先で確認JAN 5060374260368 での検索結果を開きますAmazonで見る
サウンドハウスリンク先で確認「audient EVO4」での検索結果を開きますサウンドハウスで見る

価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。

同価格帯の3台と比べるALTERNATIVES

EVO 4が唯一の正解ではありません。目的が違えば答えも変わります。

機種税込向いている人
Focusrite Scarlett Solo(4th Gen)¥19,800歌かギターか、録る音源が基本1系統で足りる人。価格も抑えたい人
BEHRINGER UMC202HD¥15,950最安とにかく価格を最優先したい人。Midasプリアンプ搭載で基本性能は確保したい人
MOTU M2¥35,970自動化機能より、コンバーターの質とOLEDメーターでの視認性を優先したい人

(価格はいずれも2026.08.28時点の楽天市場での実売価格)

分かれ目は単純です。入力1系統で足りて予算を抑えたいならScarlett SoloかUMC202HD、自動化機能と配信用途のループバックを両方欲しいならEVO 4、コンバーターの質を最優先するならM2、という並びになります。

使った人は何と言っているかREPUTATION

EVO 4のプリアンプについては、ノイズフロアの低さを評価する声が海外レビューで目立ちます。Sweetwaterのレビュー欄やTrustedReviewsでは、2基のマイクプリアンプから録れた音が「クリーンで低ノイズ」と評価されており、通常の使用範囲であれば静かな録音ができるという傾向で一致しています。Smartgainについても、ゲイン合わせの手間を実際に減らしていると好意的に受け止められています。

一方で、不満点も報告されています。入力レベルを最大近くまで上げた場合にわずかなノイズが乗るという指摘や、USB-C接続のハブを経由した際に断続的なノイズ(ticking noise)が発生したという報告がsonicmetricのレビューにあります。スマートフォンをWi-Fiからモバイル回線に切り替えた際に別のノイズが乗ったという報告もあり、電磁的な干渉に敏感な面がある可能性がうかがえます。また、個体によって内部の部品が「カタカタ鳴る」「ボタンがぐらつく」といった組み立て精度への言及も一部に見られますが、レビュー本体で試された個体では組み立て自体は良好だったとされています。

楽天市場のユーザーレビューは2026.08.27時点で3件・平均5.0です。件数が少ないため、傾向を断定できる材料ではありません。

実務的には、ノイズが気になる場合はUSBハブを経由せずパソコン本体のポートへ直結する、スマートフォン等の無線機器を本体から離す、という対処で解決する可能性が高い問題です。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • 入力を1系統しか使わない人。 歌かギターのどちらか一方しか同時に録らないなら、Scarlett Soloのような1入力機のほうが価格を抑えられます。
  • ループバックを使う予定が無い人。 配信・実況をしない、DAWでの録音だけに使うなら、ループバックは活用されません。その分の価格差を気にするなら、シンプルな構成の機種でも十分です。
  • ゲインの余裕を最優先したい人。 マイクゲインは58dBです。出力の小さいマイクを最大まで持ち上げる使い方が多いなら、69dBのScarlett 2i2のほうが余裕があります。

次に読むNEXT

スペックの出典SOURCES

  • audient公式 EVO 4 製品ページ(概要) https://audient.com/products/audio-interfaces/evo-4/overview/
  • audient公式 EVO 4 技術仕様ページ https://audient.com/products/audio-interfaces/evo-4/tech-specs/
  • audient公式 EVO 4 機能紹介ページ(24bit/96kHzの記載) https://audient.com/products/audio-interfaces/evo-4/features/

価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は表に記載しています。

評判の参照元:

  • Sweetwater「Audient EVO 4 USB Audio Interface Reviews」 https://www.sweetwater.com/store/detail/EVO4--audient-evo-4-usb-audio-interface/reviews
  • Trusted Reviews「Audient Evo 4 Review」 https://www.trustedreviews.com/reviews/audient-evo-4
  • SonicMetric「Audient EVO 4 Audio Interface Review」 https://sonicmetric.com/audient-evo-4-audio-interface-review-a-real-world-look-at-the-smartest-little-box-for-modern-creators/
  • 楽天市場のユーザーレビュー 3件・平均5.0(2026.08.27取得)

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