モニターヘッドホンを選ぶとき、スペック表には出てこない機能が決め手になることがあります。AKG K271 MKIIの場合は、ハウジングを耳から浮かせると自動的に音声出力が止まる機能です。
これは単なる利便性の話ではありません。収録現場でヘッドホンを片耳だけ外して周囲の音を聞く、あるいは一時的に外して会話する場面は珍しくありません。このとき音が鳴り続けたままだと、外したヘッドホンから漏れた音がマイクに回り込み、収録した音声に混入する事故につながります。K271 MKIIは、外した時点で音を止めることで、この事故が起きる前提そのものを取り除いています。
密閉型で55Ω、標準ケーブルとコイルケーブルの2種類が付属する構成も、据え置きでの収録運用を意識した組み合わせです。
数値はAKG公式サイトの記載です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | 密閉型オーバーイヤー |
| インピーダンス | 55Ω |
| 感度 | 104dB SPL/V(1kHz) |
| 再生周波数帯域 | 16Hz〜28,000Hz |
| ドライバー径 | 30mm |
| 質量 | 240g |
| プラグ形状 | 3.5mmステレオプラグ(6.3mmねじ固定式アダプター付属) |
| コード長 | 3m(標準ケーブルEK300・コイルケーブルEK500の2種類が付属) |
インピーダンス55Ω・感度104dB SPL/V — この組み合わせは、専用のヘッドホンアンプがなくても、パソコンやオーディオインターフェースのヘッドホン出力から十分な音量を取り出せる水準です。据え置きの収録機材にそのままつなぐ運用を想定した数値だと分かります。
標準ケーブルとコイルケーブルの2種類が付属 — ストレートのEK300は取り回しがよく、コイル状のEK500は伸縮するぶん作業中にケーブルが邪魔になりにくい構造です。用途に応じて差し替えられる前提で設計されています。
自動ミュート機能 — ハウジングを外すと信号が止まる仕組みです。密閉型は本来、音を外に漏らさない構造ですが、外した状態では密閉が失われます。その状態で音が鳴り続けることそのものを、機構側で防いでいます。
| ストア | 税込 | 状況 | 購入 |
|---|---|---|---|
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| 機種 | 税込 | 向いている人 |
|---|---|---|
| audio-technica ATH-M40x | ¥14,090最安 | 自動ミュートは不要で、価格を抑えたい人 |
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自動ミュート機能はK271 MKIIの特徴的な差別化点です。この機能が要らないなら、ATH-M40xのような定番の密閉型でも用途は満たせます。
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