DT 770 PROを調べると、必ず「32Ω」「80Ω」「250Ω」という3つの数字を目にします。名前もパッケージの見た目もほぼ同じなのに、なぜ分かれているのでしょうか。
答えは、想定している接続先の機器がそれぞれ違うからです。インピーダンスは「どれだけ電圧をかけないと十分な音量まで鳴らないか」の指標で、数値が高いほど鳴らすのに大きな電圧が必要になります。
自宅でオーディオインターフェースにつないでDTM作業をするなら、80Ωが最も無理のない選択です。
数値はbeyerdynamic公式サイトの記載です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | 密閉ダイナミック型 |
| インピーダンス | 32Ω/80Ω/250Ωの3種類 |
| 再生周波数帯域 | 5〜35,000Hz |
| 感度 | 96dB |
| 質量 | 270g(ケーブル除く) |
| 伝送方式 | 有線 |
インピーダンス32Ω/80Ω/250Ω — 同じハウジング・同じドライバー構造で、コイルの巻き数を変えることでこの3段階を作り分けています。数値が高いほど繊細な表現が出やすいと言われる一方、鳴らしきるための電圧も高く必要になります。宅録の機材構成(パソコン+オーディオインターフェース)では、80Ωが電圧不足による音量不足を心配せずに使える境界線です。
再生周波数帯域 5〜35,000Hz — 人間の可聴域(おおむね20Hz〜20,000Hz)の外側まで余裕を持たせた設計です。この数字の広さ自体が音質の良し悪しを直接決めるわけではなく、余裕がある、という理解で十分です。
質量270g(ケーブル除く) — 密閉型のモニターヘッドホンとしては標準的な重さです。長時間の作業では休憩を挟むことをおすすめします。
80Ωを基準に掲載します。32Ω・250Ωも同一店舗で同価格帯で扱われています。
| ストア | 税込 | 状況 | 購入 |
|---|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥31,790 | 2026.08.25 取得時点の実売価格(80Ω) | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | 「beyerdynamic DT 770 PRO 80 Ohm」での検索結果を開きます(JAN未確定のため型番検索) | Amazonで見る |
| サウンドハウス | 未掲載 | 取り扱いあり。価格はリンク提携後に掲載します | — |
参考として、32Ω・250Ωの楽天市場での価格も掲載します(いずれも2026.08.25時点、同一店舗)。
| インピーダンス | 税込 | 購入 |
|---|---|---|
| 32Ω | ¥31,790 | 楽天市場で見る |
| 250Ω | ¥31,790 | 楽天市場で見る |
3種類とも価格は同じです。値段で選べない以上、接続先の機材でどれを選ぶかが決まります。価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。
| 機種 | 税込 | 向いている人 |
|---|---|---|
| beyerdynamic DT 990 PRO(250Ω) | ¥35,750 | 密閉型ではなく開放型の音の抜けを求める人(ただし音漏れに注意) |
| audio-technica ATH-M50x | ¥22,000 | ケーブルの選択肢の広さや軽さを優先したい人 |
| SONY MDR-7506 | ¥19,800 | 予算を抑えつつ実績のある密閉型を選びたい人 |
(価格はいずれも2026.08.25時点の楽天市場での実売価格)
DT 990 PROは同じbeyerdynamicの開放型で、音場の広さを求める人向けの選択肢です。ただし開放型は音漏れがあるため、録音中のモニターには不向きです。ATH-M50xとMDR-7506は、いずれも密閉型で軽さや価格を優先したい場合の比較対象になります。
価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は表に記載しています。