密閉型のモニターヘッドホンは、録音中の音漏れを防ぐために選ばれます。ただし密閉型の中には、ケーブルが本体に直付けで断線したら本体ごと買い替えになる機種も少なくありません。
beyerdynamic DT 700 PRO Xは、密閉型でありながら着脱式ケーブルを採用したモデルです。理由を3つに整理します。
1. 密閉型で48Ωの鳴らしやすさを両立している。 48Ωは、一般的なオーディオインターフェースのヘッドホン出力で専用アンプなしでも十分な音量が得られる水準です。密閉型は開放型よりインピーダンスが低めに設計される傾向がありますが、DT 700 PRO Xはその中でも扱いやすい数値です。
2. 着脱式ケーブルが2本標準で付属する。 3ピンミニXLR接続で、1.8mと3mの2本のケーブルが付属します。断線しても本体を買い替えずケーブルだけ交換でき、デスクでの短距離作業と部屋を移動する作業とでケーブルの長さを使い分けられます。
3. 新開発のSTELLAR.45ドライバーを搭載している。 「あらゆる再生機器で幅広い用途に使用可能」と公式に説明されている新設計のドライバーです。パソコンからポータブルプレーヤーまで、機器を選ばず使うことを想定した設計です。
beyerdynamic PRO Xシリーズには開放型のDT 900 PRO Xと密閉型のDT 700 PRO Xがあり、着脱式ケーブルという設計思想は共通です。
録音・配信でマイクを使う環境ならDT 700 PRO X、音を外に出さないミックス専用の環境ならDT 900 PRO Xという住み分けです。
すべてbeyerdynamic公式製品ページの記載です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | 密閉型 |
| ドライバー | STELLAR.45 |
| インピーダンス | 48Ω |
| 再生周波数帯域 | 5Hz-40,000Hz |
| 音圧レベル | 100dB SPL(1mW/500Hz) |
| 質量 | 350g |
| ケーブル | 着脱式、3ピンミニXLR接続。1.8m・3mの2本付属 |
| プラグ | 3ピンミニXLR、3.5mm(6.35mmアダプター付属) |
インピーダンス48Ω — DT 900 PRO Xと同じ数値です。密閉型・開放型で音の傾向は変わりますが、駆動のしやすさという点ではシリーズ内で共通の使い勝手が確保されています。
再生周波数帯域5Hz-40,000Hz — 人間の可聴域(おおむね20Hz-20,000Hz)を大きく超えた範囲まで再生できるとされています。可聴域の外まで余裕を持たせた設計という理解で構いません。この数字だけで音質の優劣を語る必要はありません。
着脱式ケーブル・1.8mと3mの2本付属 — デスクでの近距離作業には短いケーブル、部屋を移動しながらの作業には長いケーブルと使い分けられます。断線した場合もケーブル単体の交換で済み、本体を買い替える必要がありません。
| ストア | 税込 | 状況 | 購入 |
|---|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥46,420 | 2026.08.31 取得時点の実売価格(イケベ楽器店) | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | JAN 4589702693100 での検索結果を開きます | Amazonで見る |
| サウンドハウス | リンク先で確認 | 「beyerdynamic DT 700 PRO X」での検索結果を開きます | サウンドハウスで見る |
価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。
| 機種 | 税込 | 向いている人 |
|---|---|---|
| beyerdynamic DT 900 PRO X(開放型) | ¥44,748 | 音を外に出さないミックス専用環境で、音場の広さを重視したい人 |
| SONY MDR-M1ST | ¥32,800 | 放送・レコーディング業務での採用実績を重視しつつ、価格も抑えたい人 |
| audio-technica ATH-M50x | ¥19,900最安 | ケーブル交換の機能より、実績と価格のバランスを優先したい人 |
(価格はいずれも2026.08.26時点の楽天市場での実売価格)
DT 900 PRO Xは同じ設計思想の開放型、MDR-M1STは放送業務での実績、ATH-M50xは価格と実績のバランスが軸です。DT 700 PRO Xは、この中で「密閉型」「着脱式ケーブル」の両方を満たしたい人向けの選択です。
価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は表に記載しています。