モニターヘッドホンの比較記事や動画は、たいてい型番の性能を並べて終わります。しかし本当に最初に決めるべきなのは性能ではなく、「音が外に漏れて困るか、困らないか」です。
| こういう人 | 買うべき機種 | 実売価格 |
|---|---|---|
| 録音・配信中にモニターしたい(音漏れ厳禁) | audio-technica ATH-M50x | ¥19,900最安 |
| 密閉型で、ケーブルのロック機構や折りたたみも欲しい | SHURE SRH840A | ¥26,000 |
| 密閉型で、まず価格を抑えて試したい | beyerdynamic DT 770 PRO(80Ω) | ¥28,611 |
| ミックス判断用に、開放型の抜けの良さがほしい | AKG K702 | ¥26,010 |
| 開放型で、少し価格を抑えて試したい | beyerdynamic DT 990 PRO(80Ω) | ¥31,460 |
| 開放型に予算をかけられ、ケーブル交換性も重視したい | beyerdynamic DT 900 PRO X | ¥44,748 |
「開放型か密閉型か」を決めてから、この表の該当行だけを見れば選択は終わります。
比較の前に、構造上どうやっても埋まらない違いを整理します。
数値はすべて各メーカーの公式サイトの記載です。
| 項目 | ATH-M50x(密閉) | SRH840A(密閉) | DT 770 PRO 80Ω(密閉) | K702(開放) | DT 990 PRO 80Ω(開放) | DT 900 PRO X(開放) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ドライバー径 | 45mm | 40mm | 記載なし | 45mm | 記載なし | 記載なし |
| インピーダンス | 38Ω | 40Ω | 80Ω | 62Ω | 80Ω | 48Ω |
| 感度/音圧レベル | 99dB/mW | 97dB/mW | 96dB | 105dB SPL/V | 96dB | 100dB SPL |
| 再生周波数帯域 | 15〜28,000Hz | 5Hz〜25,000Hz | 5〜35,000Hz | 10Hz〜39,800Hz | 5Hz〜35,000Hz | 5Hz〜40,000Hz |
| 質量 | 285g | 273g | 270g | 235g | 250g | 345g |
| ケーブル | 着脱式(3種付属) | 着脱式・ロック式 | 直付け(Ω別に3種) | 着脱式 | 直付け(Ω別に2種) | 着脱式(3ピンミニXLR) |
質量の並びに注目してください。 開放型のK702(235g)とDT 990 PRO(250g)はこの6機種の中で軽い部類ですが、上位機のDT 900 PRO X(345g)は逆に最も重い機種です。開放型だから軽いとは限りません。
ケーブルが着脱式かどうか。 ATH-M50x・SRH840A・K702・DT 900 PRO Xは着脱式で、断線してもケーブルだけ交換できます。DT 770 PROとDT 990 PROは直付けで、インピーダンスごとに専用ケーブルが固定されています。長く使う前提なら、この差は運用コストに直結します。
audio-technica ATH-M50x — 「とりあえずこれ」の理由は使い勝手。 38Ωという低インピーダンスでパソコン直結でも音量が取りやすく、ケーブルが3種類(カール・ストレート3.0m・ストレート1.2m)付属します。音質そのものより、駆動のしやすさとケーブルの選択肢の広さで選ばれ続けている機種です。
SHURE SRH840A — ロック式ケーブルと折りたたみ機構。 2022年に旧モデルSRH840から刷新され、ドライバーの左右マッチング精度とヘッドバンドの軽量化が図られました。ケーブルはイヤーカップ側で固定するロック機構付きで、持ち運び中に引っ張られて抜けにくい構造です。
beyerdynamic DT 770 PRO — インピーダンスを選べる密閉型。 32Ω・80Ω・250Ωの3種類があり、宅録・DTM用途なら80Ωが基準です。同じハウジング・ドライバー構造で、コイルの巻き数だけを変えて作り分けています。3機種の中では唯一、価格帯の異なるバリエーションを持つ機種です。
AKG K702 — 45mmの大口径ドライバー。 10Hz〜39,800Hzという広い再生帯域を持ち、開放型の中でも音の抜けを重視した設計です。3機種の中で最も軽く(235g)、価格も最も抑えられています。
beyerdynamic DT 990 PRO — 密閉型DT 770 PROの開放版。 ハウジング以外の基本設計を共有する兄弟機で、密閉型と迷った場合の判断材料は「音が漏れてよいか」の1点に絞られます。K702と近い価格帯で、開放型を初めて試す入口になります。
beyerdynamic DT 900 PRO X — ケーブル交換を前提にした上位機。 3ピンミニXLR端子の着脱式ケーブルを採用し、1.8mと3mの2本が標準付属します。345gとこの記事で最も重い機種ですが、断線のたびに本体を買い替えずに済む長期運用の設計です。
| ストア | 税込 | 購入 |
|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥22,000 | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | Amazonで見る |
| ストア | 税込 | 購入 |
|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥26,000 | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | Amazonで見る |
| ストア | 税込 | 購入 |
|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥31,790 | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | Amazonで見る |
| ストア | 税込 | 購入 |
|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥26,010 | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | Amazonで見る |
| ストア | 税込 | 購入 |
|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥31,460 | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | Amazonで見る |
| ストア | 税込 | 購入 |
|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥49,720 | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | Amazonで見る |
価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください(2026.08.26時点の実売価格です。beyerdynamic DT 900 PRO Xのみ2026.09.28時点)。
価格は楽天市場の商品検索から取得しました(2026.08.26時点。beyerdynamic DT 900 PRO Xのみ2026.09.28時点)。