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モニターヘッドホン / REVIEW

HPH-MT5から一段上げると、何が変わるのかを整理しました|
ドライバーが大きくなり、インピーダンスは下がります

2026.08.26 公開 / YAMAHA / JAN 4957812607957
HPH-MT5から一段上げると、何が変わるのかを整理しました
MODEL
HPH-MT8
実売(税込)
¥29,100
CONCLUSION
YAMAHA HPH-MT8は、同社の密閉型モニターヘッドホンの上位機です。エントリー機のHPH-MT5と比べると、ドライバー口径が40mmから45mmに大きくなり、インピーダンスは51Ωから37Ωに下がっています。再生周波数帯域も20Hz〜20,000Hzから15Hz〜28,000Hzへと上下に広がっており、数値の上では上位機らしい伸びがあります。重さは350gとMT5より重くなるため、長時間の装着感を優先するならMT5、帯域の広さと駆動のしやすさを優先するならMT8、という選び方になります。

MT5との違いを数値で確認するCONCLUSION

YAMAHA HPH-MT8は、同社のプロオーディオ向けヘッドホンシリーズの上位機です。エントリー機のHPH-MT5とは同じ密閉型オーバーイヤーですが、公式スペックを並べると、上位機らしい違いがいくつか出てきます。

ドライバーは40mmから45mmへと大きくなり、インピーダンスは51Ωから37Ωへと下がっています。インピーダンスが低いということは、同じ音量を出すのに必要な電圧が小さくて済むということです。パソコンやオーディオインターフェースへの直結でも、より鳴らしやすい部類に入ります。再生周波数帯域も15Hz〜28,000Hzと、MT5の20Hz〜20,000Hzより上下に広がっています。

一方で重量は350gと、MT5より重くなります。長時間の装着感を優先するか、ドライバーの余裕や帯域の広さを優先するかで、選ぶべき機種が変わる関係です。

ケーブルは3.0mのストレートと1.2mのコイルケーブルの2種類が付属し、どちらも着脱式です。据え置きでの作業と、持ち運びを想定した使い方の両方に対応できる構成です。

何を軸に選ぶかCRITERIA

  • 鳴らしやすさを優先するか。 インピーダンス37Ωは、パソコン直結でも音量に余裕が持てる数値です。非力な機材と組み合わせる予定があるなら、この違いは効いてきます。
  • 装着時の重さが気になるか。 MT8はMT5より重くなります。長時間の作業で疲れにくさを優先するなら、MT5のほうが向く場合もあります。
  • 予算をMT5からどこまで上げられるか。 価格差はありますが、性能の伸びが価格差に見合うかどうかは、実際の用途次第です。

スペックの要点SPEC

数値はYAMAHA公式サイトの記載です。

項目内容
型式密閉型オーバーイヤー
ドライバーφ45mm ダイナミック(CCAWボイスコイル)
インピーダンス37Ω(1kHz時)
出力音圧レベル102dB SPL/mW
再生周波数帯域15Hz〜28,000Hz
重量350g(ケーブル・プラグを含まず)
ケーブル3.0mストレート・1.2mコイル(ともに着脱式)

ドライバー45mm・インピーダンス37Ω — MT5(40mm・51Ω)と比べて、ドライバーが大きくインピーダンスが低い組み合わせです。低インピーダンスは駆動のしやすさに直結するため、非力な機材でも音量不足になりにくくなります。

再生周波数帯域15Hz〜28,000Hz — MT5の20Hz〜20,000Hzより上下に広い数値です。人の可聴域を超える帯域まで再生できることが、実際の聴こえ方にそのまま直結するわけではありませんが、ドライバーに余裕を持たせた設計であることは読み取れます。

ケーブル2種類・着脱式 — ストレートとコイルの2本が付属し、断線時は本体ごと買い替えずにケーブルだけ交換できます。据え置き作業にはストレート、机の上での取り回しにはコイルという使い分けもできます。

どこで買うかPRICE

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同価格帯の3台と比べるALTERNATIVES

HPH-MT8が唯一の正解ではありません。価格帯が近い機種と並べると、選ぶ基準がはっきりします。

機種税込向いている人
YAMAHA HPH-MT5¥19,500最安同じYAMAHAブランドで、価格を抑えたい人
SHURE SRH840A¥26,000密閉型で、別ブランドの定番機と比較したい人
YAMAHA HPH-MT8¥29,100駆動のしやすさと帯域の広さを優先したい人

(YAMAHA HPH-MT5・SHURE SRH840Aの価格は本サイトの各記事より、2026.08.26時点)

MT5とMT8はほぼ同じ用途のヘッドホンで、価格差もそこまで大きくありません。ドライバー・インピーダンス・帯域のいずれかにこだわりがあるならMT8、価格を最優先するならMT5です。同価格帯には別ブランドのSRH840Aもあり、音の傾向で比較検討する余地があります。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • すでにHPH-MT5を持っていて、不満がない人。 MT5からMT8への違いは、駆動のしやすさと帯域の広さが中心です。今の音に不満がないなら、買い替える優先度は高くありません。
  • 装着時の軽さを最優先したい人。 MT8はMT5より重量があります。長時間の装着感を最重視するなら、軽量な機種のほうが向いています。
  • すでに同価格帯の密閉型モニターヘッドホンを持っている人。 ATH-M50xやSRH840Aなど、近い価格帯の定番機をすでに使っているなら、買い増しても得られる違いは限定的です。

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スペックの出典SOURCES

  • YAMAHA公式製品ページ https://jp.yamaha.com/products/proaudio/headphones/hph-mt8/index.html
  • YAMAHA公式仕様ページ https://jp.yamaha.com/products/proaudio/headphones/hph-mt8/specs.html

価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は表に記載しています。

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