配信や収録の合間に、ヘッドホンをつけたまま相手の声や周囲の音を確認したい場面があります。両耳を密閉したままだと、いちいちヘッドホンを外すか、片方を大きくずらして落とさないよう支える必要があります。
YAMAHA HPH-MT7は、この場面を想定した可動式イヤーカップを備えたモデルです。理由を3つに整理します。
1. イヤーカップが可動式で片耳モニターができる。 ハウジングが可動する構造になっており、片耳だけ浮かせた状態を安定して保てます。両耳を密閉したままでは聞き取りにくい周囲の声や、モニタースピーカーの音を確認する場面で扱いやすい設計です。
2. アルミダイキャストアームで堅牢性を確保している。 ヘッドホンは日常的に開閉・調整を繰り返すパーツがまず傷みます。アーム部分に金属素材を使うことで、長期間の使用でもガタつきや破損が起きにくくなっています。
3. 大型イヤーパッドと3次元アームピボットで疲れにくい。 肌触りの良い合成レザーと振動を吸収するクッションを採用した大型イヤーパッドに加え、頭の形に合わせて可動する3次元のアームピボット構造で、長時間の作業でも圧迫感が出にくくなっています。
YAMAHAのHPH-MTシリーズには複数のモデルがあり、口径やチューニングだけでなく装備でも差があります。
装着したまま周囲を確認する運用が多い人には、MT7の可動式イヤーカップが実用面での決め手になります。
すべてYAMAHA公式製品ページの記載です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | 密閉型・オーバーイヤー |
| ドライバー | 40mm、CCAWボイスコイル |
| 再生周波数帯域 | 15Hz-25,000Hz |
| インピーダンス | 49Ω(1kHz時) |
| 感度 | 99dB SPL/mW |
| 最大入力 | 1,600mW(1kHz時) |
| 質量 | 360g(ケーブル・プラグ含まず) |
| ケーブル | ストレート3m、6.3mmステレオ標準プラグ変換アダプター付属 |
| 付属品 | キャリングバッグ(合皮) |
インピーダンス49Ω — audio-technica ATH-M50xの38Ωよりやや高めですが、一般的なオーディオインターフェースのヘッドホン出力であれば専用アンプなしで十分な音量が確保できる水準です。
質量360g — ATH-M50x(285g)と比べると重めです。ただし大型イヤーパッドと3次元アームピボットによる圧力分散があるため、数値だけで装着感の優劣を判断しない方がよい項目です。
最大入力1,600mW — 許容できる入力の上限です。数値が大きいほど大音量での使用に余裕がありますが、宅録・配信のモニター用途で上限に達する場面はほぼありません。
可動式イヤーカップ — ハウジング全体が回転・可動する構造で、片耳だけを浮かせた状態を保てます。数値化されたスペックではありませんが、実際の運用場面での使い勝手に直結する機能です。
| ストア | 税込 | 状況 | 購入 |
|---|---|---|---|
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| 機種 | 税込 | 向いている人 |
|---|---|---|
| YAMAHA HPH-MT5 | ¥19,600最安 | 同じシリーズでまず価格を抑えたい人。可動式イヤーカップは不要な人 |
| audio-technica ATH-M50x | ¥19,900 | 世界的な採用実績と38Ωの鳴らしやすさを優先したい人 |
| beyerdynamic DT 770 PRO(80Ω) | ¥29,700 | 密閉型でも低音の沈み込みを重視したい人 |
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MT5は同シリーズの下位機で装備を絞った分価格が抑えられており、ATH-M50xは実績と鳴らしやすさ、DT 770 PROは低域の量感が軸です。MT7は、この3台にはない「可動式イヤーカップによる運用の柔軟さ」を軸にした選び方になります。
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