CONCLUSION
DTMを始めるために新規購入がほぼ必須なのはオーディオインターフェイス1台だけです。DAWは無料版から始められ、ヘッドホンは手持ちのもので一時的に代用でき、MIDI鍵盤はマウス入力でも打ち込みが成立します。歌う・弾き語りをするならマイクが加わり、和音を弾きたくなったらMIDI鍵盤が加わる、という順番で機材を足していけば、最初の出費を必要最小限に抑えられます。
最初に買うのは1台だけでいいCONCLUSION
DTMを調べ始めると、パソコン・DAW・オーディオインターフェイス・マイク・ヘッドホン・MIDI鍵盤と、揃えるべき機材がいくらでも出てきます。ですが、これから始める人が新しく買う必要があるのは、実質オーディオインターフェイス1台だけです。
- パソコン はすでに持っているものでまず動かせます。
- DAW は無料版から始められます。
- ヘッドホン は手持ちのイヤホン・ヘッドホンで一時的に代用できます。
- MIDI鍵盤 はマウスでピアノロールに音を置いていく打ち込みでも代用できます。
音を録る作業だけは、パソコンの標準機能では品質・機能ともに不足しがちです。ここだけはオーディオインターフェイスを挟む価値があります。歌う・弾き語りをする予定があるならマイクが加わり、両手で和音を弾きたくなったらMIDI鍵盤が加わる、という順番で必要な機材を足していけば、無駄な出費を避けられます。
音がパソコンに入るまでの流れHOW
DTMの機材は、それぞれ「信号の通り道」のどこかを担当しています。全体の流れを知っておくと、何が必須で何が後回しにできるかが判断しやすくなります。
1. 楽器・声 がマイクやギターから電気信号として出発します。 2. オーディオインターフェイス がこの信号をノイズの少ない状態で増幅し、パソコンが扱えるデジタルデータに変換します。パソコン内蔵のマイク端子は、この変換の質が低く、コンデンサーマイクを動かす電源も持っていません。 3. DAW がそのデータを録音・編集・並べ替えして曲の形にします。打ち込みだけで完結させる場合は、この工程からスタートします。 4. MIDI鍵盤 はDAWに演奏データを送る入力機器です。マウスでの入力を、鍵盤を弾く動作に置き換える道具にすぎません。 5. ヘッドホン で、今の音がどう鳴っているかを確認します。
必須なのは3番のDAWと、録音する場合の2番のオーディオインターフェイスです。1番のマイクと4番のMIDI鍵盤は「何を作りたいか」次第、5番のヘッドホンは「一時的に手持ちのもので代用できるか」次第という位置づけになります。
機材ごとに見るべき軸CRITERIA
- オーディオインターフェイスは必須か。 歌やギターを録音する予定があるなら、ほぼ必須です。純粋に打ち込みだけで完結させるなら、DAWの動作確認までは無くても始められます。判断の軸はオーディオインターフェイスの選び方にまとめています。
- DAWはどれを選ぶか。 無料版で始めて、必要になった機能に応じて有料版へ進む道筋があります。DAWの選び方で、無料版の違いとオーディオインターフェイス付属のDAWについて解説しています。
- マイクは何を録るかで変わる。 歌う・喋るなら声質や部屋の環境で選ぶマイクが変わります。マイクの選び方で選定軸を整理しています。
- ヘッドホンはモニター用が必要か。 音のバランスを判断する作業をするなら、リスニング用とは別の観点で選ぶ必要があります。モニターヘッドホンと普通のヘッドホンの違いで説明しています。
- MIDI鍵盤は今すぐ必要か。 鍵盤数の選び方は演奏技術ではなく「両手で同時に何をしたいか」で決まります。MIDIキーボードは何鍵を買うべきかにまとめています。
あなたの場合はどこから揃えるかWHICH ONE
- 打ち込み中心で、歌わない。 無料DAWとMIDI鍵盤だけで始められます。オーディオインターフェイスは、後で外部音源やギターのライン録音を試したくなった時点で検討してください。
- 弾き語り・歌ってみたを撮りたい。 オーディオインターフェイスとマイクが先に必要です。構成の具体例は歌ってみたを始める機材にまとめています。
- バンドで宅録した音源を編集したい。 オーディオインターフェイスとダイナミックマイクの組み合わせが起点になります。防音環境の有無で選ぶマイクが変わる点は、マイクの選び方を確認してください。
最初の1台の価格PRICE
最初に必要になりやすい、入力2系統・予算1万円以内のオーディオインターフェイスです。
| 機材 | 役割 | 税込 | 購入 |
|---|
| BEHRINGER UMC22 U-PHORIA | マイク・ギターの録音を受け付けるオーディオインターフェイス | ¥9,350 | 楽天市場で見る / Amazonで見る |
DAWは無料版から始めれば¥0です。パソコン・ヘッドホン・MIDI鍵盤をすでに持っているなら、追加の出費はオーディオインターフェイス1台分だけで済みます。価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。
今すぐ全部揃えなくていい人DO NOT BUY IF
- まずはスマホのアプリで曲の形にしてみたい人。 GarageBandのようなスマホ・タブレット向けの無料アプリだけでも、曲の骨組みを作るところまでは進められます。機材への出費は、続けられそうだと分かってからでも遅くありません。
- すでに配信・録音用の機材を何か持っている人。 手持ちの機材でどこまで足りているかを先に確認してください。足りない箇所だけを、上記のリンク先で個別に補うほうが無駄がありません。
- 鍵盤楽器を弾く予定が今のところない人。 MIDI鍵盤は、両手で同時に演奏したくなった段階で検討すれば十分です。マウスでの打ち込みだけで進められる作業は多くあります。
出典SOURCES
- Apple公式 GarageBand(App Store掲載ページ、Mac版が無料であることの確認元) https://apps.apple.com/jp/app/garageband/id682658836?mt=12
- BEHRINGER公式 UMC22 U-PHORIA製品ページ https://www.behringer.com/en/products/0805-AAJ
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