AKAI ProfessionalのMPC One G2は、2026年6月に発売されたMPC Oneシリーズの新機種です。前モデルのMPC One+に対して処理能力を大きく引き上げ、スタンドアロンのまま作業を完結させやすくした構成になっています。
選ばれる理由は3つです。
1. G2世代の8コアCPUで処理能力4倍。 公式仕様によれば、新開発の「G2 8コアCPU」は前モデル比4倍の処理能力を持ち、大きめのプロジェクトや多めのプラグインでも動作の余裕を確保しています。
2. RAM4GB・内蔵ストレージ64GB。 前モデルからRAMは2倍、内蔵ストレージは4倍に増えています。サンプルライブラリを大量に読み込んだり、セッション中にmicroSDカードを差し替えたりする手間が減ります。
3. 最大32プラグイン・16ステレオトラックを単体で同時稼働。 スタンドアロン動作のまま、最大32個のプラグインインストゥルメントと16のステレオオーディオトラックを同時に走らせられます。
比較の軸を先に決めます。
AKAI Professional公式製品ページおよびサポートFAQの記載です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロセッサ | G2 8コアCPU(前モデル比4倍の処理能力) |
| メモリ・ストレージ | RAM 4GB・内蔵SSD 64GB |
| ディスプレイ | 7インチ フルカラー マルチタッチ |
| パッド | 16、ベロシティ・圧力感知対応 |
| 最大ボイス数 | 256 |
| トラック・プラグイン | 最大16ステレオオーディオトラック・32プラグインインストゥルメント同時使用 |
| オーディオ入力 | 1/4インチ(6.35mm)バランスTRS×2 |
| オーディオ出力 | 1/4インチ(6.35mm)インピーダンスバランスTRS×2、ヘッドホン1/8インチ×1 |
| CV/Gate出力 | 1/8インチステレオ×4(CV計8系統) |
| MIDI | 5ピンMIDI入出力各1、USB-C経由で双方向32チャンネル |
| USB | USB-C(24×24チャンネルのUSBオーディオI/O)、USB Type-A×1 |
| 電源 | DC12V/3A・センタープラス |
| サイズ・重量 | 272×272×53mm・2.1kg |
数字が意味するところを訳します。
処理能力4倍。 前モデルで重い処理を続けるとトラックを一旦オーディオに書き出す(フリーズする)必要が出てきましたが、その頻度を減らせる余力があるという意味です。作業を止めずに曲を組み続けられます。
RAM4GB・ストレージ64GB。 サンプルを多めに読み込んでも動作が重くなりにくく、内蔵ストレージだけでプロジェクトを保存し続けられる容量です。
USB-Cで24×24チャンネルのオーディオI/O。 パソコンと接続すると、単体の音楽制作機としてだけでなく24入力・24出力のオーディオインターフェイスとしても使えます。
USB-C1本でオーディオインターフェイスを兼ねる。 パソコンとUSB-Cで接続すると、24チャンネル分の入出力を持つオーディオインターフェイスとして機能します。単体で作った曲をパソコンに取り込む、あるいはパソコンの音をMPC経由でモニターする、といった使い方が1本のケーブルで完結します。
CV/Gate出力でアナログ機材を直接制御できる。 1/8インチのステレオ出力4系統(CV計8系統)を備えており、別途MIDI-CVコンバーターを挟まずにユーロラック等のアナログシンセを制御できます。
32プラグイン・16ステレオトラックを単体で同時に動かせる。 前モデルでは処理が重くなるとトラックの書き出しが必要になる場面がありましたが、G2世代のCPU・メモリ増強によって、その手間を挟まずに曲を最後まで組み立てやすくなっています。
| ストア | 税込 | 状況 | 購入 |
|---|---|---|---|
| 楽天市場 | ¥139,800 | 2026.09.17 取得時点の実売価格 | 楽天市場で見る |
| Amazon | リンク先で確認 | JAN 0694318027028 での検索結果を開きます | Amazonで見る |
| サウンドハウス | — | 取り扱いを確認できなかったため掲載していません | — |
価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。2026年6月発売の新機種のため、旧モデルのMPC One・MPC One+と混同しないようご注意ください。
MPC One G2が唯一の正解ではありません。予算と作り方で答えが変わります。
| 機種 | 税込 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Teenage Engineering EP-133 K.O. II | ¥55,000最安 | 内蔵マイクで手軽にサンプリングから始めたい人。詳しくはEP-133 K.O. IIの単体レビューで解説しています |
| Roland SP-404 MKII | ¥72,800 | ライブでのサンプル再生・エフェクト操作を優先する人 |
| Elektron Digitakt II | ¥189,900 | サンプルベースの音作りと外部MIDI機器の統合を重視する人。詳しくはElektron Digitakt IIの単体レビューで解説しています |
(EP-133とMPC One G2は2026.09.17、SP-404 MKIIとDigitakt IIは2026.09.13時点の楽天市場での実売価格)
分かれ目は「単体でどこまで作り込みたいか」です。手軽さと価格を優先するならEP-133、ライブでの操作性ならSP-404 MKII、単体で最後まで曲を組み切る処理能力を優先するならMPC One G2、という並びになります。
価格は楽天市場の商品検索から取得しました(2026.09.17時点)。発売から日が浅く、内容の伴う第三者レビューがまだ十分に集まっていないため、このページでは「使った人は何と言っているか」のセクションを設けていません。