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ポータブルレコーダー / REVIEW

マイクを取り替えられる、収録現場を選ばない理由|
内蔵マイクを丸ごと交換できると、何が変わるのか

2026.07.29 公開 / ZOOM / JAN 4515260013180
マイクを取り替えられる、収録現場を選ばない理由
MODEL
H5
実売(税込)
¥32,000
CONCLUSION
用途に合わせてマイクごと変えたいなら、ZOOM H5が候補になります。標準のXYステレオカプセルを別売の指向性マイクに丸ごと交換できること、XLR/TRSコンボ入力を2系統備え外部マイクも同時に使えること、電池駆動でも176gと軽いこと。この3点が理由です。

マイクを固定せず、現場ごとに変えるという発想CONCLUSION

多くのハンディレコーダーは、内蔵マイクの方式が最初から決まっています。ZOOM H5は、そのマイク自体を取り外して別のものに交換できる機種です。

理由は3つです。

1. マイクカプセルを丸ごと交換できる。 標準で付属するXYH-5はXYステレオ方式ですが、別売のカプセルに差し替えることでMS方式やショットガン方式、単一指向性など、収録の目的に合わせてマイクの性格そのものを変えられます。1台のボディで複数のレコーダーを持っているのに近い使い方ができます。

2. XLR/TRSコンボ入力を2系統備える。 内蔵マイクだけでなく、外部のダイナミックマイクやコンデンサーマイクをXLRで直接立てられます。内蔵マイクと外部マイクを組み合わせた収録も可能です。

3. 電池駆動で176g。 単3電池2本で動作し、本体重量は電池を含まず176gです。長時間の持ち出し収録でも負担になりにくい軽さです。

マイク交換型を選ぶ基準CRITERIA

比較の軸を決めます。

  • 収録対象が固定か、変わるか。 会話専用、ASMR専用のように用途が1つに決まっているなら、マイク固定の機種のほうが安く済みます。用途がその都度変わるなら交換式が効いてきます。
  • 外部マイクを立てる予定があるか。 XLR入力の有無で、将来の拡張性が変わります。
  • 32bitフロートが必須か。 H5は32bitフロートに対応していません。レベル合わせの失敗を機械に任せたいなら、対応機種を選ぶ必要があります(32bitフロートとは何か)。

H5は1番目と2番目を満たす代わりに、3番目は満たさない機種です。

スペックの要点SPEC

ZOOM公式ページの記載です。

項目内容
記録フォーマットWAV 44.1/48/96kHz・16/24bit、MP3(32bitフロート非対応)
マイク方式交換式カプセル(標準XYH-5、別売でMSH-6・SGH-6・SSH-6・EXH-6等に交換可)
入力XLR/TRSコンボジャック×2、ステレオミニ×1(マイク/ライン兼用)
出力ステレオミニ×2(ライン/ヘッドフォン)
電源単3電池2本、またはACアダプター(DC5V 1A)
サイズ・重量66.8×135.2×42.1mm・176g(電池含まず)

32bitフロート非対応。 H5は同じZOOMのラインナップにある上位機「H5studio」とは異なり、32bitフロート記録に対応していません。レベル合わせの失敗をハード側で救いたい場合は、ZOOM H1essentialのような32bitフロート対応機を検討してください。

マイクカプセルは別売。 交換式という自由度の裏返しとして、標準付属はXYH-5の1種類のみです。用途に合わせて別のカプセルが欲しい場合は追加購入が必要になります。

XLR/TRSコンボ入力×2。 外部マイクをファンタム電源込みで立てられます。内蔵マイクと合わせて最大4トラックの同時録音に対応します。

どこで買うかPRICE

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価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。

同価格帯の3台と比べるALTERNATIVES

機種税込向いている人
ZOOM H6essential¥38,900入力チャンネル数をさらに増やしたい人。バンド一発録りなど多入力が要る人
TASCAM Portacapture X6¥49,800タッチパネル操作と32bitフロートの両方が欲しい人
ZOOM H2essential¥22,499最安マイク交換は不要で、複数方向の内蔵マイクだけで足りる人

(価格はいずれも各記事執筆時点の楽天市場での実売価格)

マイクを交換したい、かつXLR入力も欲しいという条件ならH5が中間的な選択です。もっと入力を増やしたいならH6essential、32bitフロートとタッチ操作を優先するならPortacapture X6、交換機能自体が不要ならH2essentialのほうが価格を抑えられます。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • マイクカプセルを1種類しか使わない人。 交換式である価値は、実際にカプセルを使い分けてこそ出ます。XYステレオのまま使い続けるなら、固定式のZOOM H2essentialのほうが安く済みます。
  • 32bitフロートを重視する人。 レベル合わせの失敗を機械に任せたいなら、H5studioやH1essentialのような対応機種を選んでください。
  • 入力をもっと増やしたい人。 バンドの一発録りなど3系統以上の外部入力が要るなら、H6essentialのような多入力機種のほうが向いています。

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スペックの出典SOURCES

  • ZOOM公式製品ページ https://zoomcorp.com/ja/jp/handheld-recorders/handheld-recorders/h5/

価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は表に記載しています。

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