BAWLOOPバウループ
オーディオIFマイクMIDIキーボードレコーダーヘッドホンモニタースピーカーソフトその他
本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます
モニターヘッドホン / REVIEW

SONY MDR-M1ST|
CD900STの後継的な位置づけで作られた、ハイレゾ時代のモニター機

2026.07.29 公開
SONY MDR-M1ST
CONCLUSION
MDR-M1STは、国内の現場で長く標準機として使われてきたCD900STの後継的な位置づけで開発されたモニターヘッドホンです。ハイレゾ音源のリファレンス用途を想定し、再生周波数帯域を5〜80,000Hzまで拡張しています。インピーダンスが24Ωと低く、パソコンやオーディオインターフェースに直結しやすいのも実務向けの特徴です。CD900STの音を基準に育ってきた人が次の1本を探すときの筆頭候補になります。

CD900STの次に来る機種として作られたCONCLUSION

MDR-CD900STは長年、国内のレコーディング・放送の現場で標準機として使われてきました。MDR-M1STは、その系譜を継ぐ位置づけでソニーが開発したモニターヘッドホンです。「後継機」と公式に明言されているわけではありませんが、ハイレゾ時代のリファレンス機として、CD900STが築いてきた役割を引き継ぐ形で市場に出ています。

違いがはっきり出ているのは2点です。

  • 再生周波数帯域が大きく広がっている。 CD900STの5〜30,000Hzに対し、M1STは5〜80,000Hzです。ハイレゾ音源の情報量を確認する用途を意識した数値です。
  • インピーダンスが下がっている。 CD900STの63Ωに対し、M1STは24Ωです。数値が低いほど、パソコンやオーディオインターフェースへの直結で音量が取りやすくなります。

CD900STに慣れている人が、ハイレゾ制作や配信のマスタリングを見据えて次の1本を探すときに、素直に候補へ入る機種です。

何を軸に選ぶかCRITERIA

  • ハイレゾ音源を扱うかどうか。 44.1kHz/16bitを超える音源の情報量を確認したいなら、再生周波数帯域が広いM1STが向いています。
  • 駆動のしやすさ。 インピーダンスが低いほど、専用アンプなしでの直結運用がしやすくなります。
  • 予算感。 CD900STより価格帯が上がるため、用途に見合うかどうかを先に確認しておく必要があります。

スペックの要点SPEC

数値はSONY公式サイトの記載です。

項目MDR-M1STCD900ST(参考)
型式密閉ダイナミック型密閉ダイナミック型
ドライバー40mm、CCAWボイスコイル40mm、CCAWボイスコイル
再生周波数帯域5〜80,000Hz(JEITA)5〜30,000Hz
インピーダンス24Ω(1kHz)63Ω
感度103dB/mW106dB/mW
最大入力1,500mW(IEC)1,000mW
コード長約2.5m2.5m
質量約215g(コード含む)約200g(コード含む)

再生周波数帯域 5〜80,000Hz — 人間が耳で聞き取れる上限はおおむね20,000Hzとされていますが、ハイレゾ音源にはそれを超える帯域の情報が記録されています。上限を80,000Hzまで広げているのは、その情報量を確認できるようにする狙いです。日常的な作業のすべてでこの帯域まで使うわけではありませんが、ハイレゾ配信・制作を扱う人には意味のある数値です。

インピーダンス24Ω — CD900STの63Ωより大きく下がっています。数値が低いほど、少ない電圧で十分な音量まで駆動できるということです。パソコンの内蔵出力やオーディオインターフェースへの直結で、音量不足を心配せずに使えます。

最大入力1,500mW — CD900STの1,000mWより高く、大きな入力に耐える設計です。ミックス中に瞬間的な音量ピークが出ても、機材側の許容量に余裕があるということです。

どこで買うかPRICE

ストア税込状況購入
楽天市場¥32,8002026.08.27 取得時点の実売価格楽天市場で見る
Amazonリンク先で確認JAN 4548736099746 での検索結果を開きますAmazonで見る
サウンドハウスリンク先で確認「SONY MDR-M1ST」での検索結果を開きますサウンドハウスで見る

価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。

同価格帯の3台と比べるALTERNATIVES

機種税込向いている人
SONY MDR-CD900ST¥24,860国内の現場標準に合わせつつ、価格も抑えたい人
SONY MDR-7506¥14,861最安ハイレゾ対応より、実績と価格のバランスを取りたい人
audio-technica ATH-M70x¥31,621同価格帯で別メーカーの高域表現を比較したい人

(価格はいずれも2026.08.25〜31時点の楽天市場での実売価格)

CD900STとMDR-7506は、いずれもM1STより価格を抑えつつ実績のある選択肢です。ATH-M70xは価格帯が近い他メーカーの上位機種で、比較対象として名前が挙がります。M1STは、この中で「ハイレゾのリファレンス用途」という明確な理由がある人向けの選択です。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • ハイレゾ音源を扱う予定がない人。 拡張された再生周波数帯域は、ハイレゾ音源を扱わない用途では活かしきれません。CD900STやMDR-7506で十分な場合がほとんどです。
  • 予算を2万円台に抑えたい人。 M1STは3万円台後半の価格帯です。この予算感なら、他の候補を先に検討したほうが選択の幅が広がります。
  • すでにCD900STで作業が完結していて、不満がない人。 買い替える動機が「新しいから」だけでは、価格差に見合う理由になりません。

次に読むNEXT

スペックの出典SOURCES

  • SONY公式製品ページ(MDR-M1ST) https://www.sony.jp/headphone/products/MDR-M1ST/
  • SONY公式製品ページ(MDR-CD900ST、参考) https://www.sony.jp/headphone/products/MDR-CD900ST/

価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は表に記載しています。

このカテゴリの機材を探す

ヘッドホンの記事一覧へ