KRKのROKITシリーズは黄色いウーファーが目印の低域重視モニタースピーカーで、5インチのROKIT 5と8インチのROKIT 8がよく比較されます。ただしこの2台の間には、価格でも設置サイズでも小さくない開きがあります。
ROKIT 7 Generation Fiveは、その間を埋める7インチモデルです。理由を3つに整理します。
1. 7インチウーファーで5インチより低域に余裕がある。 ROKIT 5の5インチから7インチへの拡大です。振動板の面積が増える分、同じ音量でも低域を余裕を持って鳴らせます。
2. 総出力145Wで駆動に余裕がある。 ROKIT 5(総出力55W)よりアンプの出力が大きく、音量を上げたときの歪みや圧迫感が出にくくなっています。8インチのROKIT 8(総出力203W)ほどではありませんが、7インチクラスとしては十分な余裕です。
3. 同シリーズ共通の部屋補正機能がそのまま使える。 KRK Audio ToolsアプリによるVoicing Mode(Mix・Focus・Create)や、25通りの設置環境向けEQの組み合わせは、ROKIT 5・8と同じくROKIT 7でも利用できます。
部屋が中程度の広さで、5インチの物足りなさと8インチの過剰さの両方を避けたい人にROKIT 7が向いています。
すべてKRK公式製品ページの記載です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ユニット構成 | 7インチ ケブラー系アラミド繊維コーンウーファー+1インチシルクドームツイーター |
| 再生周波数帯域 | 45Hz-36kHz(±3dB) |
| アンプ出力 | LF97W+HF48W(トータル145W) |
| 外形寸法 | 339(高さ)×225(幅)×290(奥行き)mm |
| 質量 | 7.65kg(1本あたり) |
| 入力端子 | バランスXLR/1/4インチTRSコンボ×1 |
再生周波数帯域45Hz〜 — ROKIT 5の54Hzより低く、ROKIT 8の42Hzに近づいた数値です。ベースやキックの低い成分を、5インチより余裕を持って確認できます。
アンプ出力トータル145W — ROKIT 5(55W)の2倍以上、ROKIT 8(203W)にはやや及ばない中間的な出力です。7インチウーファーを過不足なく駆動するための数値で、単純な音量の大小以上に「振動板を制御し切れる余裕」として捉えるべき項目です。
質量7.65kg — ROKIT 5(4.95kg)より重く、ROKIT 8(10.45kg)より軽い中間的な数値です。デスクに置く場合はスタンドの耐荷重を確認してください。
| 販売形態 | ストア | 税込 | 状況 | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1本 | 楽天市場 | ¥55,000 | 2026.08.26 取得時点の実売価格(イケベ楽器 イケシブ) | 楽天市場で見る |
| ペア(2本) | 楽天市場 | ¥108,900 | 2026.08.26 取得時点の実売価格(愛曲楽器) | 楽天市場で見る |
| — | Amazon | リンク先で確認 | JAN 0711106142364 での検索結果を開きます | Amazonで見る |
| — | サウンドハウス | リンク先で確認 | 「KRK RP7G5」での検索結果を開きます | サウンドハウスで見る |
1本¥55,000×2=¥110,000に対し、ペア価格は¥108,900とわずかに安くなっています。まとめ買いによる割引はごく小さい範囲です。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。
| 機種 | 税込(1本) | 向いている人 |
|---|---|---|
| KRK ROKIT 5 Generation Five | ¥24,750最安 | 部屋が狭く、5インチで十分な人。同じ味付けをそのまま小さくできる |
| KRK ROKIT 8 Generation Five | ¥63,800 | 部屋が広く、低域の量感をさらに前に出したい人 |
| YAMAHA HS7 | ¥26,085 | 低域を持ち上げず、素の音を基準にしたい人 |
(価格はいずれも2026.08.26時点の楽天市場での実売価格、1本あたり)
分かれ目は「低域に味付けがあってもいいか」と「口径をどこで妥協するか」の2つです。HS7は素の音を基準にしたい人向け、ROKIT 5・8はそれぞれ小型化・大型化の方向、ROKIT 7はその中間で「7インチのちょうどよさ」を取りたい人向けです。
価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は各表に記載しています。