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MIDIキーボード / REVIEW

IK Multimedia iRig Keys 2 Pro|
iPhone・iPad・パソコンを同じ鍵盤で使い回せると、何が変わるのか

2026.08.15 公開 / IK MULTIMEDIA / JAN 4530027193110
IK Multimedia iRig Keys 2 Pro
MODEL
iRig Keys 2 Pro
実売(税込)
¥33,000
CONCLUSION
iPhoneやiPadでも自宅のパソコンでも同じ鍵盤を使い回したいなら、IK Multimedia iRig Keys 2 Proが有力候補です。USB-C・USB-A・Lightningの3種のケーブルが付属して環境を選ばないこと、37鍵フルサイズでミニ鍵盤よりコード演奏がしやすいこと、SampleTank 4 SEという2,000音色超の音源が同梱されて機材を買い足さずに音が出せること。この3点が理由です。

3台のデバイスを1台の鍵盤でまかなうCONCLUSION

自宅ではパソコン、外出先ではiPadやiPhoneで作業する人にとって、MIDIキーボードを機器ごとに買い分けるのは非効率です。iRig Keys 2 Proが候補に残る理由は3つです。

1. USB-C・USB-A・Lightningの3種類のケーブルが最初から付属する。 接続先がiPhoneでもiPadでもWindowsパソコンでもMacでも、変換ケーブルを別途探す必要がありません。買ってすぐにどの環境でも接続できます。

2. 37鍵フルサイズで、コードを押さえる手の形が崩れにくい。 ミニ鍵盤は持ち運びには有利ですが、鍵盤の幅が狭いぶん、和音を押さえる指の感覚がずれやすくなります。37鍵フルサイズは鍵盤の幅がピアノと同じため、自宅の鍵盤楽器と同じ感覚で弾けます。

3. SampleTank 4 SEが同梱され、音源探しから始めなくていい。 2,000音色・30GB超のライブラリを持つ音源プラグインが付属します。鍵盤を買った当日から、DAWに立ち上げて音を出せる状態が作れます。

モバイル運用のMIDIキーボードで比較すべき軸CRITERIA

外出先での使用を前提にMIDIキーボードを選ぶときの軸を先に決めます。

  • 接続する機器がいくつあるか。 パソコン1台だけならUSB接続の機種で十分です。iPhone・iPad・パソコンの複数を使い分けるなら、ケーブルの取り回しが選定基準になります。
  • 鍵盤の幅をミニにするかフルサイズにするか。 ミニ鍵盤は軽量・省スペースですが、和音を押さえる感覚がフルサイズと異なります。据え置きに近い使い方なら、フルサイズの選択肢も検討する価値があります。
  • 電源をどう確保するか。 モバイル機器はバッテリー容量が限られます。鍵盤側の消費電力と、接続する機器の給電能力の相性を事前に確認しておくべきです。

iRig Keys 2 Proは1つ目と2つ目の条件を満たす設計です。3つ目は接続する機器次第で変わります。

スペックの要点SPEC

IK Multimedia公式サイトの記載です。

項目内容
鍵盤37鍵・フルサイズベロシティ対応(3オクターブ+1音)
コントローラーピッチ/モジュレーションホイール・アサイナブルノブ×8・データエンコーダー・オクターブ/プログラム切替ボタン・音量ノブ・プリセット記憶ボタン×4
接続端子USB-C/USB-A/Lightning(付属ケーブル)・2.5mm MIDI IN/OUT(変換ケーブル付属)・ヘッドホン出力・外部ペダル入力
電源接続機器からのUSBバスパワー・モバイルバッテリー対応
対応機器iPhone/iPad/Android/Mac/PC
同梱ソフトSampleTank 4 SE(2,000音色超・30GB超ライブラリ)

数字だけでは伝わらない項目を訳します。

3種類のケーブルが付属 — 通常、USB-C端子のみの機種をLightning機器につなぐには変換ケーブルを別途用意する必要があります。iRig Keys 2 Proは主要な接続方式をすべて最初から付属させているため、買った時点で複数環境への対応が完了しています。

2.5mm MIDI IN/OUT — 標準サイズのMIDI端子ではなく小型の2.5mmジャックですが、変換ケーブルが付属するため、標準MIDI機器ともやり取りできます。パソコンを介さずにハードウェア機材と接続したいときに使う端子です。

モバイルバッテリー対応 — iPhoneやiPadのバッテリーを消費せず、USBモバイルバッテリーから鍵盤側の電源を取れます。外出先で長時間演奏する場合、接続機器本体の充電を温存できます。

SampleTank 4 SEが実際にやっていることFEATURES

SampleTank 4 SEは、IK Multimedia製のマルチ音源プラグインです。ピアノ・シンセ・ドラム・オーケストラ系まで幅広いジャンルの音色が2,000種類以上収録されています。

同梱版は上位版のSampleTank 4から音色数を絞った内容ですが、鍵盤を買った当日にDAWへ立ち上げて演奏できる状態を作れる点は変わりません。別途、音源プラグインを探して購入する手間と出費を省けます。iPhoneやiPad単体でもSampleTank内蔵アプリとして動作するため、パソコンがない環境でも音を出しながら練習できます。

どこで買うかPRICE

ストア税込状況購入
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価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。

同価格帯の3台と比べるALTERNATIVES

iRig Keys 2 Proが唯一の正解ではありません。目的が違えば答えも変わります。

機種税込向いている人
IK Multimedia iRig Keys 2(37鍵ミニサイズ)¥28,600同じ接続の手軽さは欲しいが、鍵盤の幅を小さくして携帯性を優先したい人
AKAI Professional MPK mini plus¥21,480最安37鍵でステップシーケンサーも使い、モバイルより価格を優先したい人
Roland A-49¥23,230モバイル運用にはこだわらず、49鍵の弾き応えを優先したい人

(価格はいずれも 2026.08.26 時点の楽天市場での実売価格)

分かれ目は単純です。携帯性を最優先するならiRig Keys 2のミニサイズ版、価格とステップシーケンサーを取るならMPK mini plus、据え置きでの弾き応えを取るならA-49、複数デバイスをフルサイズ鍵盤で使い回したいならiRig Keys 2 Pro、という並びになります。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • パソコン1台でしか作業しない人。 複数デバイスへの対応がこの機種の主な価値です。パソコンだけで完結するなら、USB接続専用の安価な機種で用途は満たせます。
  • 携帯性を最優先する人。 37鍵フルサイズはミニ鍵盤より横幅を取ります。カバンに入れて毎日持ち歩くなら、ミニ鍵盤の機種のほうが現実的です。
  • 同梱の音源プラグインを使う予定がない人。 すでに好みの音源を持っているなら、SampleTank 4 SEの同梱による価格差は回収しにくくなります。

次に読むNEXT

スペックの出典SOURCES

  • IK Multimedia iRig Keys 2 Pro 製品ページ https://www.ikmultimedia.com/products/irigkeys2pro/

価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は各表に記載しています。

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