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オーディオインターフェイス / REVIEW

YAMAHA UR12MK3|
Cubase AIが付いてくる、最初の1台にちょうどいいサイズ感

2026.08.23 公開 / ヤマハ / JAN 4957812716512
YAMAHA UR12MK3
MODEL
UR12MK3
I/O
2 in / 2 out(Mic/Lineコンボ1・TRS1、入力2はHi-Z対応)
RESOLUTION
24bit / 192kHz〜44.1kHz
実売(税込)
¥16,500
CONCLUSION
1万円台でマイクとギターの両方を録れるインターフェイスが欲しいなら、YAMAHA UR12MK3が候補になります。マイク入力とHi-Z対応のライン入力を1台で兼ねること、DAWソフトのCubase AIが付属し追加費用なく制作を始められること、ダイレクトモニタリングでレイテンシーを気にせず録音できること。この3点が理由です。

「録音」と「打ち込み」を1台で始めるための機材CONCLUSION

オーディオインターフェイスの入門帯には、UCA202のように「音を通すだけ」の機種と、マイクを挿して録音までできる機種の2種類があります。UR12MK3は後者です。1万円台にもかかわらず、マイク入力とギター入力の両方に対応しています。

最初の1台として選ばれる理由は3つです。

1. マイクとギターを1台で兼ねる。 入力はMic/Lineコンボ端子が1系統、TRS端子が1系統の合計2系統で、TRS側はHi-Z(ギター・ベースの直結)に対応しています。歌もギターも録りたいという最初の要望を1台で満たせます。

2. DAWソフトが付属する。 Cubase AIのライセンスカードとSteinberg Plusのライセンスカードが付属します。パソコンとマイク・ギターがあれば、追加のソフト費用なしで曲作りを始められます。

3. ダイレクトモニタリングでレイテンシーを気にしなくていい。 入力信号をパソコンを経由せずそのままヘッドホンに戻すスイッチが付いており、録音時の遅延(レイテンシー)を感じずにモニターできます。

入門用インターフェイスを選ぶ基準CRITERIA

比較の軸を先に決めます。最初のオーディオインターフェイスに必要な条件はそう多くありません。

  • マイクとギター、両方挿せるか。 「音を通すだけ」の機種にはマイク入力自体が無いものもあります。歌もギターも録るなら、この時点で選択肢が絞られます。
  • DAWソフトが付属するか。 制作ソフトを別途買う予定がないなら、付属ソフトの有無で総額が変わります。
  • レイテンシー対策があるか。 ダイレクトモニタリング機能があると、録音中の「音が遅れて聞こえる」ストレスを避けられます。

UR12MK3はこの3つを1万円台で満たしています。

スペックの要点SPEC

YAMAHA公式の仕様ページに記載された数値です。

項目内容
アナログ入力Mic/Lineコンボ×1、TRS×1(入力2はHi-Z対応)
アナログ出力TRS×2
USBUSB Type-C×1(24bit)
ヘッドホン出力TRS×1(40mW+40mW@40Ω)
サンプリング周波数192kHz〜44.1kHz
マイクプリアンプゲイン54dB(Hi-Z時39.5dB)
電源・消費電力DC5V/0.5A・2.5W
サイズ・重量158×47×102mm・450g
付属ソフトCubase AIライセンスカード、Steinberg Plusライセンスカード、USBケーブル

数字のままでは判断できないので、効いてくる項目を訳します。

マイクプリアンプゲイン54dB — マイクが拾った小さな信号をどれだけ持ち上げられるかという数値です。宅録で使われるダイナミックマイクは大きく増幅する前提で設計されているものが多く、54dBはそうしたマイクを問題なく使える水準です。上位機のScarlett 2i2(69dB)ほどの余裕はありませんが、入門帯としては標準的な数値です。

USB Type-Cバスパワー、消費電力2.5W — 電源アダプターが要らず、USBケーブル1本で動作するということです。消費電力が小さいため、ノートパソコンのバッテリーへの負担も比較的軽くなります。

サイズ158×47×102mm・450g — 手のひらに乗る大きさです。デスクの上に常設しても場所を取らず、持ち運びも苦になりません。

ダイレクトモニタリング — 入力した音をパソコンで処理する前に、そのままヘッドホンへ返す機能です。パソコン内部での処理には多少の遅延が発生するため、録音しながら自分の声を聞くと違和感が出ることがあります。この機能を使えば、その違和感を避けて録音に集中できます。

付属機能が実際にやっていることFEATURES

Cubase AI・Steinberg Plus。 DAW(曲を作るためのソフト)であるCubase AIと、素材集・音源プラグインなどをまとめたSteinberg Plusのライセンスが付属します。UR12MK3とパソコンだけで、録音から曲の仕上げまでの一式が揃います。

MixKeyソフトウェアミキサー。 パソコン上で入力レベルやモニターバランスを調整できる専用ソフトです。ハードウェア側にツマミが少ない分、細かい調整はこちらで行う設計になっています。

ループバック機能。 パソコンで再生している音を配信ソフトなどに送り返せる機能です。YAMAHA公式は「スマートフォンでのライブ配信」も想定用途に挙げています。

どこで買うかPRICE

ストア税込状況購入
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ブラックモデルも展開されています。価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。

同じ用途で比べられる3台ALTERNATIVES

UR12MK3が唯一の正解ではありません。目的や予算が違えば答えも変わります。

機種税込目安向いている人
BEHRINGER UMC22 U-PHORIA¥9,350最安価格を最優先し、まず録れる状態を作りたい人。詳しくは1万円台前半の比較記事で解説しています
Focusrite Scarlett Solo (4th Gen)¥19,800前後マイク入力のゲインにもう少し余裕が欲しい人
YAMAHA UR22MK3¥22,000前後マイク入力を2系統に増やし、同時に2本録りたい人

分かれ目は単純です。とにかく安く始めたいならUMC22、DAWソフト付きでバランスよく始めたいならUR12MK3、入力をもう1系統増やしたいならUR22MK3、という並びになります。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • 同時に2本以上のマイクを録りたい人。 UR12MK3のマイク入力は1系統です。弾き語りを同時に2本のマイクで録る、バンドで一発録りをするといった用途には、UR22MK3のような2マイク入力の機種を検討してください。
  • とにかく価格を抑えたい人。 Cubase AIなどの付属ソフトに興味がなく、1円でも安く始めたいなら、UMC22のような機種のほうが初期費用を抑えられます。
  • すでにDAWソフトを持っていて、付属ソフトが不要な人。 UR12MK3の価格には付属ソフトのライセンス分も含まれています。ソフトが要らないなら、その分を差し引いて他の機種と比較してください。

次に読むNEXT

スペックの出典SOURCES

  • YAMAHA UR12MK3 公式仕様ページ https://jp.yamaha.com/products/music_production/interfaces/ur-mk3/ur12mk3/specs.html
  • YAMAHA UR12MK3 公式製品ページ https://jp.yamaha.com/products/music_production/interfaces/ur-mk3/ur12mk3/index.html

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