49鍵のMIDIキーボードは、単に鍵盤とMIDI出力があるだけの機種が大半です。その中でLaunchkey 49 MK4が候補に残る理由は3つです。
1. Scale Modeで、鍵盤を外さなくなる。 30種類のスケール(音階)から1つ選ぶと、鍵盤が押しても音楽理論上「外れない」音だけに制限されます。コードやスケールの知識にまだ自信がなくても、鍵盤を叩けばその場で成立する音が出ます。加えてChord Modesを使うと、1つのキーを押すだけで和音を鳴らせます。
2. パッドがポリフォニックアフタータッチに対応。 16個のベロシティ対応パッドは、押した後にさらに強く押し込む圧力の変化まで検知します。ドラムを叩く強弱だけでなく、押し込んだ後のニュアンスまで表現に使えます。
3. Ableton・Logic・Cubase・FL Studio・Reason・Bitwig・Ardourとの連携が深い。 In-Keyという機能で、鍵盤とパッドがDAW側のスケール・コード情報と同期します。特定のDAWを主軸に使っている人ほど、この連携の恩恵を受けやすい設計です。
比較の軸を先に決めます。49鍵クラスを選ぶ人が気にすべき条件は次の3つです。
Launchkey 49 MK4はこの3つのうち、理論への不安を減らす仕組みとDAW連携の2つを明確に満たします。
すべてNovation公式サイトの記載です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 鍵盤 | 49鍵・セミウェイテッド |
| パッド | 16個・ベロシティ対応・ポリフォニックアフタータッチ対応 |
| ディスプレイ | OLED |
| コントローラー | エンドレスエンコーダー×8・フェーダー・ジェネレーティブアルペジエーター |
| 対応DAW | Ableton Live・Logic・Cubase・FL Studio・Reason・Bitwig・Ardour(In-Key対応) |
| 接続端子 | MIDI OUT(5ピン)・3.5mmサステイン入力 |
| 電源 | USBバスパワー |
| サイズ・重量 | 730×263.5×93mm・4.08kg |
数字のままでは判断できないので、効いてくる項目だけ訳します。
Scale Mode(30種類)とChord Modes — Scale Modeは、選んだ音階の外の音を鍵盤上から実質的に取り除く機能です。Chord Modesは1つのキーに和音を割り当てる機能です。両方を組み合わせると、鍵盤の知識がまだ浅い段階でも「弾けば成立する」演奏がしやすくなります。ただし、理論を自分で組み立てる練習にはなりにくいという裏返しでもあります。
ポリフォニックアフタータッチ対応パッド — 16個のパッドそれぞれが、押した強さだけでなく押し込み続けた圧力の変化も個別に検知します。ドラム音源での強弱表現や、ソフトシンセのパラメータをパッドの圧力で揺らす演奏に使えます。
ジェネレーティブアルペジエーター — 弾いた音を自動でパターン化して演奏し続ける機能です。作曲のとっかかりを作る用途や、ライブで手が空いたパートを埋める用途に向いています。
サイズ730×263.5×93mm・重量4.08kg — 49鍵クラスとしては奥行きと重量がある部類です。パッド・エンコーダー・OLED画面を搭載した分、本体が大きめになっています。
Launchkey 49 MK4の対応DAWとの連携は「In-Key」と呼ばれています。中身を確認します。
鍵盤とDAWのスケール設定が同期します。 DAW側でプロジェクトのキーやスケールを設定すると、Launchkeyの鍵盤もそのスケールに追従します。DAWとキーボードで別々に設定を合わせる手間が減ります。
セッションビューやミキサーをパッド・エンコーダーから操作できます。 クリップの起動、トラックのミュート、フェーダーでの音量調整など、マウス操作の一部を鍵盤側のハードウェアに移せます。
対応外のDAWでは基本機能のみになります。 In-Keyの深い連携は対応DAW専用の機能です。対応していないDAWや、DAWを使わない打ち込み環境では、鍵盤・パッド・エンコーダーはMIDI出力の入力デバイスとして動作します。
| ストア | 税込 | 状況 | 購入 |
|---|---|---|---|
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Launchkey 49 MK4が唯一の正解ではありません。目的が違えば答えも変わります。
| 機種 | 税込 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Arturia KeyLab Essential 49 mk3 | ¥25,800 | 本体画面と2000種類超の音色ライブラリを重視し、Scale/Chord機能は不要な人 |
| Roland A-49 | ¥23,230 | パッドやDAW連携より、鍵盤の弾き心地と外部ハード接続を優先する人 |
| M-Audio Keystation 49 MK3 | ¥13,799最安 | 49鍵のMIDI入力だけを、とにかく安く確保したい人 |
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分かれ目は単純です。とにかく安く49鍵を確保したいならKeystation 49、画面付きで大きな音色ライブラリを使いたいならKeyLab Essential 49、鍵盤の弾き心地と外部ハード接続を優先するならA-49、DAW連携とスケール機能で理論の不安を減らしたいならLaunchkey 49 MK4、という並びになります。
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