BAWLOOPバウループ
オーディオIFマイクMIDIキーボードレコーダーヘッドホンモニタースピーカーソフトその他
本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます
MIDIキーボード / REVIEW

スマートフォンほどに畳めて、25鍵を鞄の隅に入れておける|
折りたたむと147×73mm、質量126g。持ち歩くための25鍵MIDIキーボード

2026.10.23 公開 / KORG / JAN 4959112238138
スマートフォンほどに畳めて、25鍵を鞄の隅に入れておける
MODEL
nanoKEY Fold
実売(税込)
¥10,101
CONCLUSION
外出先でも曲のアイデアを鍵盤で残したいなら、KORG nanoKEY Foldが候補になります。折りたたむと147×73×17mm・126gで、鞄やポケットに入れて持ち歩けること。展開すると25鍵で、スケール・ガイドやコード・モード、アルペジエーターを備えること。USB Type-CとMIDI OUTの両方を持ち、スマートフォンやタブレット、ハード機器とつなげること。この3点が理由です。弾き心地は薄型のメンブレン式なので、鍵盤の感触を重視する人には向きません。

机に置く鍵盤ではなく、持ち歩く鍵盤CONCLUSION

nanoKEY Foldは、KORGの折りたたみ式25鍵MIDIキーボードです。畳むとスマートフォンほどの大きさになり、開くと25鍵が現れます。2024年11月28日に発売された機種です。

選ぶ理由は3つです。

1. 小さく畳める。 公式の寸法は、折りたたみ時が147×73×17mm、使用時が282×73×14mmです。質量は126gです。一般的な25鍵のミニ鍵盤より、鞄の中での場所を取りません。

2. 25鍵なのに補助機能が多い。 スケール・ガイド、コード・モード、スプリット、アルペジエーターを備えます。音楽理論に自信がなくても、外れにくい音で進められます。

3. つなぎ先が広い。 端子はUSB Type-CとMIDI OUTです。公式ページは、スマートフォン、タブレット、PCのほか、TRS-MIDI対応のアナログシンセやドラムマシンを接続先に挙げています。

その代わり、鍵盤は薄型のメンブレン式です。ピアノの弾き心地を求める機種ではなく、思いついたフレーズを逃さないための道具として選ぶ1台です。

持ち歩く鍵盤を選ぶ軸CRITERIA

比較の軸を先に決めます。

  • 畳んだときの大きさと重さ。 毎日鞄に入れるなら、数十グラムの差でも効いてきます。
  • 鍵盤の感触。 弾く時間が長い人ほど、鍵盤の種類が満足度を左右します。
  • つなぐ相手。 パソコンだけか、スマートフォンやハード機器も含むかで、必要な端子が変わります。
  • 机に常設するかどうか。 据え置きなら、小型であること自体の価値は下がります。

nanoKEY Foldは1つ目と3つ目に強く、2つ目を割り切った機種です。

スペックの要点SPEC

数値はすべてKORG公式サイトの記載です。

項目内容
鍵盤25鍵・メンブレン式(薄型・静音)
ベロシティ1〜127
オクターブ・シフト−4〜0〜+4
タッチ・スライダー2本(CC値の操作、スケールのノート演奏に割り当て可能)
内蔵スケール15種類
アルペジエーターリズム・パターン15
シーン15(ユーザー・シーン・メモリー)
接続端子USB端子(Type-C)・MIDI OUT端子(3.5mm TRSミニ・フォーンジャック)
電源USBバス電源方式(消費電流500mA以下)
外形寸法折りたたみ時 147×73×17mm/使用時 282×73×14mm
質量126g
付属品USBケーブル・MIDI TRS-DINアダプター・ケーブル・クイック・スタート・ガイド

公式のページでは、アフタータッチの記載を確認できませんでした。

数字のままでは判断できないので、効いてくる項目を訳します。

メンブレン式の鍵盤 — 薄型で静音の鍵盤です。公式は「適度なクリック感」と説明しています。深夜や電車内でも音を立てにくい一方、バネ式やセミウェイテッドの鍵盤とは感触が別物です。

折りたたみ時17mm、使用時14mm — 畳んだ状態でも厚みは2cmに届きません。ノートパソコンのスリーブや、書類用のケースの隙間に収まる厚みです。

MIDI OUT(3.5mm TRS) — ハード音源に直接MIDIを送る端子です。標準の5ピンMIDIより小型で、付属のTRS-DINアダプター・ケーブルで5ピンの機器につなぎます。

消費電流500mA以下 — USBバスパワーで動きます。ハード機器に送る使い方では電源の取り方が論点になるため、後述の評判の節で触れます。

スケール・ガイドとコード・モードが実際にやっていることFEATURES

公式の説明をもとに整理します。

スケール・ガイド。 内蔵の15種類のスケールを選ぶ機能です。鍵盤とタッチ・スライダーを、スケールのノート演奏に割り当てられます。

コード・モード。 コードをまとめて鳴らす機能です。25鍵で和音の形を作るのは窮屈なので、押さえやすくする役割があります。

スプリット。 鍵盤を左右に分けて、それぞれ別のモードを割り当てられます。たとえば左側をコード、右側をメロディに使えます。

タッチ・スライダー2本。 CC値の操作に使えます。ホイールの代わりに、フィルターの開閉などを指でなぞって変えられます。

シーンのカスタマイズには、無料の専用ソフトKORG KONTROL EDITOR(Windows/Mac対応)を使います。シーンは15個まで保存できます。無料バンドルとして、KORG Moduleの特別版やKORG Collection M1 Leなども案内されています。

どこで買うかPRICE

ストア税込状況購入
楽天市場¥10,1012026.10.23 取得時点の新品実売価格(イシバシ楽器・Black)楽天市場で見る
Amazonリンク先で確認JAN 4959112238138 での検索結果を開きますAmazonで見る
サウンドハウスリンク先で確認「KORG nanoKEY Fold」での検索結果を開きますサウンドハウスで見る

上の価格はBlackの新品です。カラーはBlack・White・Sand Beige・Lava Orange・Alpine Greenの5色あり、色ごとに別の商品ページになっています。同日の確認では、新品で¥9,900〜¥11,000の範囲に並んでいました。

価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。

同じ役割の機種と比べるALTERNATIVES

機種向いている人
KORG microKEY-25持ち歩くより机に置きっぱなしにして、ジョイスティック1本で操作したい人
KORG microKEY2-49同じ小型鍵盤の系統で、49鍵の幅がほしい人

25鍵のミニ鍵盤を価格帯ごとに並べた記事は25鍵ミニ鍵盤の比較にあります。分かれ目は単純で、畳んで持ち歩く前提ならnanoKEY Fold、据え置きで鍵盤の感触も取りたいなら従来型の25鍵です。

使った人は何と言っているかREPUTATION

英語圏のフォーラムや販売店のレビューでは、持ち運びやすさと機能の多さを評価する声が目立ちます。Elektronautsの議論では、iPadや携帯機材と組み合わせる用途に合う、スケールやアルペジエーターが便利だという指摘が出ていました。Thomannの購入者レビュー(5段階中4.0、3件)でも、携帯性と機能を挙げる投稿があります。

不満の中心は鍵盤です。メンブレン式の感触を好まない、押せる位置が限られそうだという声がフォーラムで複数あります。Thomannでは、ヒンジの耐久性への不安と、プラスチック製の筐体がKORGの機種として期待より華奢だという指摘がありました。MIDI出力を使うにはモバイルバッテリーなど外部電源が要り、相性のあるものもあるという報告、Bluetoothや電池がない点、アフタータッチがない点を挙げる投稿もあります。価格.comの投稿(1件)には、ピッチベンドの戻りが安定せず、スイッチの感触が不満だという趣旨の記述がありました。価格が高いという反応もフォーラムでは目立ちます。

意見が割れるのは設計そのものです。大胆な発想を歓迎する声と、実用に耐えるか疑う声が並び、発売時のSynth Anatomyの記事も、薄いキーが弾きやすいかは触ってみないと分からないとしていました。鍵盤の感触より携帯性を優先でき、長時間の演奏には使わない人なら、不満の多くは気にならないはずです。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • 机に常設して、長く弾き込む人。 薄型のメンブレン式は、弾き込む用途には向きません。据え置きならKORG microKEY-25のような従来型の25鍵で足ります。
  • 和音を両手で弾く人。 25鍵では音域が足りなくなります。49鍵以上のKORG microKEY2-49や、49鍵MIDIキーボードの比較の機種を検討してください。
  • パッドやノブでDAWを操作したい人。 この機種の操作子は2本のタッチ・スライダーが中心です。パッドを使うなら25鍵ミニ鍵盤の比較で扱う、パッド付きの機種が合います。

スペックの出典SOURCES

  • KORG公式 nanoKEY Fold 製品ページ https://www.korg.com/jp/products/computergear/nanokey_fold/
  • KORG公式 nanoKEY Fold 仕様ページ https://www.korg.com/jp/products/computergear/nanokey_fold/specifications.php

価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は2026.10.23です。

評判の参照元:

  • Elektronauts「Korg Nanokey Fold Midi Keyboard」 https://www.elektronauts.com/t/korg-nanokey-fold-midi-keyboard/224340
  • Thomann「Korg nanoKEY Fold Black」 https://www.thomannmusic.com/korg_nanokey_fold_black.htm
  • Synth Anatomy「Korg nanoKEY Fold」 https://synthanatomy.com/2024/11/korg-nanokey-fold-new-foldable-compact-midi-keyboard-for-mobile-musicians.html
  • 価格.com 製品レビュー https://review.kakaku.com/review/K0001665567/

この機材を検討している人へ

MIDIキーボードの記事一覧へ