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オーディオインターフェイス / REVIEW

Arturia MiniFuse 1|
1系統だけでいいなら、ここまで削っても困らない

2026.08.24 公開 / ARTURIA / JAN 4959112236332
Arturia MiniFuse 1
MODEL
MiniFuse 1
I/O
1 in / 2 out(コンボ入力1[マイク/楽器/ライン]、バランス出力2、ヘッドホン1、USB-Aハブポート1)
RESOLUTION
サンプリングレート 44.1kHz〜192kHz(ビット深度は公式ページに記載なし)
実売(税込)
¥10,780
CONCLUSION
録音の系統が1つで足りて、まず価格を抑えて始めたい人には、Arturia MiniFuse 1が候補になります。理由は1万円台前半という価格でありながら48Vファントム電源とダイレクトモニタリングを備え、必要な機能を削らずに小型・軽量にまとめている点です。

削るところと残すところCONCLUSION

価格を抑えたオーディオインターフェイスには、48Vファントム電源やダイレクトモニタリングが省かれている機種もあります。Arturia MiniFuse 1は、1万円台前半という価格帯にありながら、この2つを両方とも備えています。

向いているのは次の人です。

1. 録音は1系統で足りる人。 マイク1本、あるいは楽器1台を録る用途です。

2. コンデンサーマイクを使う予定がある人。 48Vファントム電源が必要になるのはこの場面です。

3. 最初の出費を抑えたい人。 オーディオインターフェイスが初めてで、まず動く環境を安く作りたい人に向きます。

比較の軸をどこに置くかCRITERIA

エントリー価格帯の機種は、削られている機能の有無で選ぶ理由が分かれます。3つの軸で見ます。

  • 48Vファントム電源があるか。 コンデンサーマイクを使うなら必須です。無い機種を選ぶと後で困ります。
  • ダイレクトモニタリングがあるか。 パソコンを経由しない低遅延のモニターができるかどうかです。
  • サイズと重量。 持ち運びを想定するかどうかで重要度が変わります。

スペックの要点SPEC

Arturia 公式ページの記載に基づく数値です。

項目内容
入出力コンボ入力1(マイク/楽器/ライン)、バランス出力2、ヘッドホン1、USB-Aハブポート1
サンプリングレート44.1kHz〜192kHz
ダイナミックレンジ110dB(A-weighted、標準値)
マイクプリアンプゲイン56dB
マイク入力ノイズ(EIN)-129dB(A-weighted、標準値)
接続・電源USB-C(USB2.0互換)・バスパワー
サイズ・重量43×154×100mm・0.34kg

マイクプリアンプゲイン56dB — 出力の小さいマイクでも、音量不足に困りにくい水準です。上位機種の60dB台後半と比べるとやや控えめですが、宅録用の一般的なマイクであれば十分な範囲です。

USB-Aハブポート — 本体にUSB-Aの差し込み口が1つあり、キーボードやマウスなど消費電力の小さいUSB機器を経由してつなげます。パソコン本体のUSBポートが少ない環境で役立ちます。

重量0.34kg — この記事で扱う機種の中でも軽い部類です。カバンに入れて持ち運ぶ使い方も現実的です。

価格を抑えても省かれていない2つの機能FEATURES

MiniFuse 1で見ておきたいのは、この価格帯では省略されがちな2つの機能です。

48Vファントム電源。 コンデンサーマイクを動かすための電源です。エントリー価格帯の機種の中には、この機能自体が無い、あるいはオプション扱いの機種もあります。MiniFuse 1は標準で備えています。

ダイレクトモニタリング。 パソコンを経由せずに、入力信号をそのままヘッドホンに返す機能です。パソコン経由だと数十ミリ秒の遅れ(レイテンシー)が生じることがありますが、これを回避できます。

そのほか、カラーで発光するVUメーターと、ステレオのバーチャルループバックチャンネル(配信ソフトへ音を送る機能)を備えています。

どこで買うかPRICE

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価格は日々動きます。購入前に、表のボタンから最新の価格をご確認ください。

同価格帯の3台と比べるALTERNATIVES

機種税込向いている人
BEHRINGER UM2¥7,150最安とにかく安く、まず録れる状態を作りたい人
M-Audio M-Track Duo¥7,700入力2つは欲しいが、1万円以下に抑えたい人
Focusrite Scarlett Solo (4th Gen)¥19,800先例の多さやAuto Gainなど自動化機能を重視する人

(価格はいずれも2026.08.26時点の楽天市場での実売価格)

MiniFuse 1は、UM2やM-Track Duoよりは高いものの、Scarlett Soloよりは安い位置にあります。価格を最優先するならUM2、入力2つが必要ならM-Track Duo、機能とデザインのバランスで選ぶならMiniFuse 1、という並びになります。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

  • とにかく最安値を優先したい人。 BEHRINGER UM2やM-Audio M-Track Duoなら、さらに数千円安く始められます。機能差より価格差を重視するなら、そちらのほうが合理的です。
  • 2系統以上を同時に録りたい人。 MiniFuse 1は1inです。同時に2つ以上の音を別々に録る用途には向きません。
  • Auto Gainのような自動レベル調整機能を求める人。 MiniFuse 1にこの機能はありません。ゲインは手動で合わせる前提です。自動化を重視するなら、Focusrite Scarlettシリーズのほうが合います。

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スペックの出典SOURCES

  • Arturia 公式製品ページ https://www.arturia.com/products/audio/minifuse/minifuse-1

価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は各表に記載しています。

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