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オーディオインターフェイス / REVIEW

Steinberg UR22C|
Cubase純正だからこそ迷いが減る、定番の2in/2out

2026.07.04 公開 / STEINBERG / JAN 4957812634311
Steinberg UR22C
MODEL
UR22C
I/O
2 in / 2 out(マイク2・ライン2・Hi-Z1・ヘッドホン1)
RESOLUTION
32bit / 192kHz
実売(税込)
¥14,800
CONCLUSION
Cubaseでの制作を軸に据えるなら、Steinberg UR22Cが有力候補です。マイクプリアンプが自社製のD-PREであること、Cubase純正のためDAWとの相性を気にせず使えること、DSPによるレイテンシーフリーモニタリングでリバーブやギターアンプのエフェクトを録音前に試せること。この3点が理由です。

Cubaseユーザーが最初に検討する1台CONCLUSION

オーディオインターフェイスを選ぶとき、使うDAWとの相性は見落とされがちな軸です。Steinberg UR22Cは、Cubaseを開発する会社自身が作っているという点で、この軸に対する答えが最初から用意されている機種です。

理由は3つです。

1. マイクプリアンプが自社製のD-PREである。 D-PREはSteinberg独自設計のマイクプリアンプです。他社製の汎用プリアンプを組み込むのではなく、自社でゼロから作っている点が、音質の作り込みに対する姿勢を表しています。

2. Cubase純正だから相性を気にしなくていい。 サードパーティのオーディオインターフェイスをCubaseで使う場合、ドライバーの相性やASIO設定でつまずくことがあります。UR22Cは開発元が同じなので、その種のトラブルを心配する必要がほとんどありません。

3. DSPでリバーブやアンプシミュレーターを録音前に試せる。 内蔵のYamaha SSP3チップが、レイテンシー(遅延)のないモニタリングにエフェクトを重ねます。録音した後でエフェクトをかけるのではなく、録っている最中に仕上がりに近い音を確認しながら演奏できます。

Cubaseユーザーがオーディオインターフェイスで見るべき条件CRITERIA

比較の軸をここで固定します。

UR22Cは、この3条件をCubase AI付属という形で最初から満たしている機種です。

スペックを日本語に直すSPEC

Steinberg公式サイトに記載されている数値です。

項目内容
入出力2 in / 2 out(マイク入力2・ライン入力2・Hi-Z入力1・ライン出力2・ヘッドホン出力1)
ファンタム電源2チャンネル
解像度32bit・最大サンプルレート192kHz
ダイナミックレンジ(入力)102dB
マイクプリアンプD-PRE(Steinberg独自設計)
DSPYamaha SSP3(レイテンシーフリーモニタリング対応)
MIDI5ピンMIDI入出力を各1系統
接続・電源USB Type-C(USB 3.0/USB 2.0)、USBバスパワーまたは外部5V ACアダプター(別売)
筐体フルメタル筐体
サイズ幅159×奥行159×高さ47mm
重量1,000g
付属ソフトCubase AI、Cubasis LE、dspMixFx

数字が示す意味を補足します。

ダイナミックレンジ102dB — 「扱える一番小さい音と一番大きい音の差」です。宅録の環境では、機材自体のノイズよりもエアコンや外の音のほうが先に問題になりやすいため、100dB前後あれば実用上困る場面は多くありません。

Hi-Z入力1系統 — ギターやベースをアンプを通さずに直接接続できる入力です。2つ目の入力端子に切り替えスイッチとして備わっています。マイク2本を同時に使う録音には向きませんが、宅録の基本的な用途はこれで足ります。

フルメタル筐体・重量1,000g — 樹脂製の軽量機に比べて重さがありますが、その分、机の上での安定感があります。ケーブルを挿した状態で本体がずれる、といった不満が出にくい造りです。

USB Type-C・32bit/192kHz対応 — 接続はUSB Type-Cで、旧世代のUSB Type-Bより取り回しが楽です。32bit/192kHzは上限としての数字で、実際の制作の多くは24bit/48kHzで行われます。数字の大きさだけで機種を選ぶ必要はありません。

D-PREとDSPが実際にやっていることFEATURES

D-PREマイクプリアンプ。 Steinbergが自社設計したマイクプリアンプです。汎用部品を組み合わせるのではなく、回路設計から手がけている点が、上位モデルにも同じD-PREが採用され続けている理由になっています。

Yamaha SSP3によるレイテンシーフリーモニタリング。 マイクやギターの音がパソコンを経由して遅れて聞こえる「レイテンシー」を、専用DSPチップで解消します。REV-Xリバーブやギターアンプシミュレーターのようなエフェクトを、録音中のモニター音にだけリアルタイムでかけられます。録音されるのはエフェクトなしの音のため、後からミックスをやり直す自由度も保たれます。

dspMixFxとCubase双方からの制御。 モニタリングの設定は、Cubase使用時はCubase側から、それ以外のDAW使用時は付属のdspMixFxアプリから、どちらからでも操作できます。使うDAWを問わず同じ機能にアクセスできる構成です。

3社の価格PRICE

ストア税込状況購入
楽天市場¥14,8002026.08.25 取得時点、確認できたのは中古品。新品は在庫が少なく¥45,833からの確認でした楽天市場で見る(中古)
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サウンドハウス未確認提携外のため取り扱い状況を確認していません

価格は日々動きます。楽天市場では2026.08.25時点で新品の出品が少なく、確認できた新品最安値は¥45,833でした。中古であれば¥14,800前後から流通しています。購入前に、表のボタンから最新の在庫状況と価格をご確認ください。

同価格帯の3台と比べるALTERNATIVES

2in/2outクラスのオーディオインターフェイスは、開発元とDAWの組み合わせで選び方が変わります。

機種税込向いている人
Focusrite Scarlett 2i2 (4th Gen)¥28,600Auto GainやClip Safeなど、レベル合わせを機械に任せたい人
BEHRINGER UMC22 U-PHORIA¥9,350DAWの種類を問わず、まず1本のマイクを安く録りたい人
ZOOM AMS-22¥11,000録音より配信を主目的にしたい人

(価格はいずれも2026.08.25時点の楽天市場での実売価格。UR22Cのみ新品の流通が少ないため中古価格を参考として併記しています)

分かれ目は「Cubaseを使う予定があるか」です。Cubaseでの制作が前提ならUR22C、DAWを問わず価格を抑えたいならUMC22、配信メインならAMS-22、初心者向けの自動レベル調整機能を重視するなら2i2という並びになります。

買わなくていい人DO NOT BUY IF

スペックの出典SOURCES

価格は楽天市場の商品検索から取得しました。取得日は2026.08.25です。JAN 4957812634311で一致を確認しています(該当品は中古)。